いよいよスノーシーズンがスタート。今シーズンも昨年同様に雪の便りは早く、続々と各地のスキー場はオープン。すでに初滑りを済ませた方も多いのでは!?

 スキーの楽しみといえば、真っ白な雪山を自由自在に滑ること。締まったバーンにターンを刻んだり、パウダーの中で派手にスプレーを上げるのもいいだろう。それでも大事になってくるのは相棒ともいうべきスキー板。

 趣味で楽しむなら、アレコレ考えずに乗りやすいスキーがいちばん。そんなスキーを数多く作っているブランドが「ELAN(エラン)」。巷ではターンがしやすい、乗りやすい、扱いやすいなんて声が多い。数多あるスキーブランドの中でも独自路線をいくエランスキーが好評の理由を紹介してみよう。

■ELANが滑りやすい、ターンしやすいと一般スキーヤーに支持される理由とは!?

パウダーの中でもその操作性は秀逸

  エランのスキーが滑りやすい、扱いやすいとよく言われるのは何故か。スキーに限ったことではないが、一般的にスポーツやアウトドアのテクノロジーは競技などを想定したトップモデルのために開発され、そこから一般モデルへと落としこまれていくのがセオリー。

 しかし、エランはそれぞれのカテゴリーや想定されるユーザーに最適なテクノロジーが開発される。現在、エランの代名詞とも言うべき左右非対称スキーテクノロジーが「AMPHIBIO(アンフィビオ)」。ターンのしやすさ、スキー操作の容易さを追求し、なおかつ滑走性能は上級者でも満足という画期的なテクノロジー。

自身に合ったモデルはスキーがもっと楽しいもへと

 これはもちろん、一般スキーヤーのために開発されたテクノロジーのため、現在、エランが世界のトップシーンを走るスキークロス、またアルペンレースなどで使用されるモデルには採用されていない。

 このように現在、エランを代表するテクノロジーは一般モデルのために開発されたもの。発表から15年近くになるが、様々なモデルに採用され、このアンフィビオをベースにモデルチェンジが行われてきた。

●ELANを象徴する左右非対称スキー「AMPHIBIO」テクノロジー

ロッカー、キャンバー両方の良さを兼ね備えるアンフィビオ

  この左右非対称スキーのアンフィビオ。具体的には、スキーの外側がロッカー構造。内側がキャンバー構造という他のブランドにはないエラン独自のテクノロジー。

 このロッカー、キャンバー両面の特性を活かし、ターン導入のしやすさ、ターン中は安定感を感じられ、初中級者にとっては、レベルアップした滑りを実現し、上級者にとっては、さらなるパフォーマンスへと導いてくれるらしい。

 この独自のスキー構造は、オンピステだけでなく、パウダーやさまざまな雪質においてもその効果は感じられ、エランのスキーが滑りやすいと言われる最大の要因はここにある。

●オンピステモデル「PRIMETIME」でキレのあるカービングターンを

(上)「PRIMETIME 44」(下)「PRIMETIME N4W」

 オンピステでのカービングターンを思う存分楽しみたい!  そんな方には「PRIMETIME」シリーズがおすすめ。アンフィビオ効果に加えて、スキーの内側、外側は異なる芯材を使うことによって、強化するところ、軽快さを求めるところと、その効果が際立っている。

 なかでも「PRIMETIME 44」、レディースモデル「PRIMETIME N4W」がいいのでは!?  やや細身のセンター幅とアンフィビオ効果によって、いつもよりキレのあるターンを描くことができるだろう。

「PRIMETIME 44」価格:159,500円(税込)
サイズ(R):151cm(12,2m)、158(12.5)、165(13.7)、172(15.1)
サイドカット:121-69-102mm

「PRIMETIME N4W」価格:148,500円(税込)
サイズ(R):144cm(10.0m)、151(12.2)、158(12.5)、165(13.7)
サイドカット:121-69-102mm

●パウダーでの操作感は秀逸「RIPSTICK」

(上)「RIPSTICK 96」(下)「RIPSTICK 94W」

  アンフィビオの良さはオンピステだけで感じられるものではなく、さまざまな雪質のなかでもその恩恵を感じることができる。パウダーを自由自在に楽しみたいなら「RIPSTICK」がベストな選択となるはず。昨シーズン、モデルチェンジが行われ、汎用性といった面では、数あるパウダーモデルのなかでもトップクラスとなっている。

 もちろんシーズンを通して、毎回パウダーに当たるというわけではないし、さまざまな雪質や斜面にも対応してくれるとうれしい。そうなってくると必然的に「RIPSTICK 96」「RIPSTICK 94 W」となってくるのでは!?  程よいセンター幅は浮力のみならず、使い勝手の良さも秀逸。楽しさは無限大といったところか。

「RIPSTICK 96」価格:110,000円(税込)
サイズ(R):161cm(14.8m)、168(15.8)、175(16.8)、182(17.8)189(18.8)
サイドカット:129-94-109(168cm)

「RIPSTICK 94 W」価格:110,000円(税込)
サイズ(R):147cm(12.8m)、154(13.8)、161(14.8)、168(15.8)175(16.8)
サイドカット:129-94-109(168cm)

●スキー場のどのコースでも自由自在なターンを「WINGMAN/WILDCAT」

(上)「WINGMAN 80 TI」(下)「WILDCAT 80 TI」

  今シーズン、モデルチェンジを果たし登場したのが「WINGMAN」と「WILDCAT」。同シリーズながら、メンズ、レディースモデルで名称は異なる。注目ポイントはオールリゾートスキーという新たなコンセプト。ゲレンデのどこでも快適に、楽しくスキーの楽しみを感じられるモデルとなっている。

 軽快かつ、ターン中の安定感をしっかりと感じられるのが「WINGMAN 80 TI」と「WILDCAT 80 TI」。言わば、PRIMETIMEとRIPSTICKのいいとこ取りのような仕上がりとなり、どんなコースも、どんな雪質でも、ちょっと上手くなったかも? と感じさせてくれるスキーだという。

「WINGMAN 80 TI」価格:143,000円(税込)
サイズ(R):152cm(10.8m)、160(12.4)、168(13.0)、174(14.4)
サイドカット:127-79-110mm

「WILDCAT 80 TI」価格:143,000円(税込)
サイズ(R):144cm(10.0m)、152(10.8)、160(12.4)、168(13.0)
サイドカット:126-79-110

 独自の発想とテクノロジーは、趣味で滑る全てのスキーヤーにとってのスタンダードとなるのだろうか。いい相棒に巡り合えたら、スキーはもっと楽しいものになるはず。スノーシーズンは始まっている。素敵な相棒と一緒に、この冬も思いっきり雪を楽しんでみてはいかがだろうか。

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