■焼けすぎ注意! サンダル跡・唇・手の甲を守る日焼け対策

釣りに夢中で忘れがち。サンダル跡の日焼けは筆者の夏の風物詩

 船釣り最大の敵のひとつが「日焼け」だ。降り注ぐ太陽光線はもちろんのことだが、海面からの照り返しが想像以上に強く、特に唇・手の甲・足の甲は油断してしまいがちである。

 唇は皮膚が薄いため、UVリップを使わないと荒れやすくなる。手の甲は日焼け止めを塗っていても直射日光を浴びやすいため、手の甲までを覆うハンドアームカバーがおすすめだ。

 さらに注意したいのは足元。ビーチサンダルで乗船した筆者は、まさか靴下を履いたような日焼け跡になっているとは思いもせず、帰宅してから気づいて驚いたことがある。日焼け止めを何度塗り直しても防ぎきれなかった。日焼け跡の見た目が気になる方は、マリンシューズを履いて乗船すれば安心である。

●必須アイテム③ SPF50++++の日焼け止め/UVカットリップクリーム

ウォータープルーフ日焼け止め 50g SPF50+ PA++++ BUSHMAN
日差しに強いだけでなく、水にも強い水上レジャー用の日焼け止め。肌だけでなく、サンゴ礁や海のことを考えた環境にも優しい成分を使用。海専用として持っておきたい1本だ。

船上では水に強い日焼け止めがおすすめ

ニベア ディープモイスチャーリップ メルティタイプ 無香料 2.2g 花王
比較的高いSPF26PA++で高保湿なため、日焼け対策にぴったり。日常使いも可能な万能リップ

皮膚が薄い唇は日焼けで荒れやすくなるため、UVリップで保護しよう

●必須アイテム④ ハンドアームカバー/フェイスカバー/マリンシューズ

​​ハンドアームカバー UVカット手袋 アームカバー (Mブラック) ​​ホワイトビューティー株式会社
手の平側はオープンになっているため、釣り竿を握りやすい。またズレ防止対策として指かけひも、腕側にもゴムがついているため、ズレにくく釣りに集中できる。

WhB 息苦しくない UVフェイスカバーCH型(カモフラ・無地) ​​ホワイトビューティー株式会社
顔だけでなく耳や首までカバーでき、鼻下と口の両方に呼吸孔があるため息苦しさやサングラス曇りの心配もない。またドリンク補給時も着脱不要で便利。

マリンシューズ SIXSPACE
デザインが豊富で水陸両用なため、履き替える必要なし。安価でありながら通気性や履き心地も良く、丸洗いできるのも嬉しいポイント。

■普通のサングラスでは見えない!  偏光レンズの実力とは

 「サングラスをかけているから問題ない」と思っていた筆者だが、街でかけるサングラスでは全く役に立たなかった。水面のギラつきで糸が見えず、アタリ(魚の反応)もとらえにくい。そこで購入したのが偏光サングラスだった。

 偏光レンズを用いた偏光サングラスは水面の反射光を抑え、水中や糸の動きをはっきりと見ることができる。着用したとたん、その落差にまるで違う場所を見ているような感覚を覚えた。サングラスを変えたことで集中力が上がり、目の疲れも軽減。筆者にとっては、もはや「装備」ではなく「戦力」のひとつといえる。

●必須アイテム⑤ 偏光サングラス

LOCO Black Soft/Green Mirror Polarized vidg00383 DANGSHADES
比較的安価な価格帯で、通常使いのサングラスとしてもおしゃれにファッションに合わせることができる。またレンズやフレームの種類も豊富なため、最初の1本におすすめ。