■「NSDキッズプログラム」のイベントを支えるキッズプログラムアンバサダーたち
●小野塚 彩那

ソチと平昌の冬季オリンピックの2大会にわたり、スキー・フリースタイル ハーフパイプに出場。ソチ冬季オリンピックで銅メダルに輝いた。ワールドカップでは2度の種目別総合優勝を果たし、2017年の世界選手権は金メダル。FREERIDE WORLD QUALIFIRE優勝経験もある。
●橋本 通代

ハーフパイプのスノーボード選手として活躍し、ソルトレイク五輪オリンピックのハーフパイプ日本代表。子どものスノーボード教室「KIRARA KAMP」を主宰し、卒業生たちがソチや平昌、北京の冬季オリンピックに出場している
●原 大智

フリースタイル・モーグル競技の選手として活躍し、冬季オリンピックや世界選手権などに出場。平昌冬季オリンピック、フリースタイルスキー・男子モーグル種目で銅メダル。その後、競技転向して競輪選手として活躍している。
●星野 純子

フリースタイルスキーのモーグル競技で活躍し、ワールドカップや世界選手権など国内や海外の大会に参戦。ソチ冬季オリンピックと北京冬季オリンピックの2大会に出場している。2020年2月の田沢湖ワールドカップ2位。
●平間 和徳

全日本技術選手権で過去最多の5回制覇を果たした元SAJスノーボードデモンストレーター(デモ認定1~4期、6~9認定)。SNSインフルエンサーとしても活動し、総フォロワー数34万人を超える超人気プロスノーボーダー。グリーンシーズンはプロリバーサップガイド・HALA GEAR SUP JAPANライダーとして、日本リバーサップ協会会長も務める。
●藤森 由香

トリノ冬季五輪で正式種目となったスノーボードクロスに出場し、バンクーバー、ソチの3大会で日本代表を務め、その後、スノーボードスロープスタイル転向し、平昌冬季オリンピックに出場。4大会連続で日本代表を経験。
知識と経験、実績もあるアンバサダーたちのカンバセーションでは、イベントで自分がどのように子どもと接しているか、どんな考えで活動しているかなどの思いとともに、「冬にスキー・スノーボードばかりしなくてもいいのでは」、「指導ばかりだと滑る本数が減るので、もっと楽しく滑る機会を増やしたほうがよい」といった改良点を提案。
また、「コア層だけでなく、1回も滑ったことがない子どもなどライト層も増やしていきたい」、「子どもだけじゃなく、親御さんも滑る楽しさを味わってもらいたい」など、今後の展望なども話題に上った。
こうしたアンバサダーの熱い思いによって、「NSDキッズプログラム」のイベントはより充実した内容にアップデートしていきそうだ。
■NSDがサポートする若きアスリートたち
●北山 博仁

NSDが支援する「パーソナルスポンサー」契約選手3名のうち、今回の交流会に参加したのは、14歳のプロスノーボーダー・北山博仁。12歳でBSトリプルコーク1440を成功させたという期待の若手だ。ビッグエア、スロープスタイルの大会に出場し、年齢制限のないプロ戦「ESCRIT festival in X-JAM (Pro-Ama Open )」で準優勝。2024年3月に開催された、世界トップクラスのスノーボーダーが出場する大会「World Rookie Finals 2024」では、U-15部門で優勝している。

このほか、ビッグエア・スロープスタイル競技で活躍しているスノーボード選手の岩渕麗楽、幼少期からハーフパイプ競技に打ち込みSAJ国内強化指定選手として活動している萬藤隆真の2名が「パーソナルスポンサー」として契約している。
「ネクストアスリートスポンサー」の契約選手は、アルペンスキー競技、アルペンスノーボード競技で活躍する20代前半の選手たち。今後のスポーツ界での活躍を期待してNSDがサポートを行なっている。
●切久保 仁朗

●大島 さくら

●大島 ひなの

■サポート選手の活躍に今後も注目

近年、ハープパイプ、ビッグエアやスロープスタイルの国際大会で日本人選手の活躍が目覚ましいが、この大会のトップにNSDがサポートしている選手たちが登場する日がくるかもしれない。また、2026年2月には、イタリアでミラノ・コルティナ冬季オリンピックが開催。この世界的なスポーツの祭典への出場を夢見て選手たちは日々トレーニングに励み、その活動をNSDがしっかりとサポートしている。