■ついにキタ!! 活性の上がったヤマメたち

ぽかぽかと暖かく、水温は12.9℃まで上がっていました。しかし風が出てきてドリフト中にラインが煽られて苦戦します。水温の上昇とともに魚たちの活性が急に上がってきたようで、流れるフライへの反応もずいぶんと有望そうにみえます。
ついにためらいがちにヤマメがフライを咥え反転しました! 勢いよく走る手応えはサイズ以上で力強く、ドキドキさせられます。ようやく釣れた一匹にやっと溜飲が下がりました。
徐々に日が傾き、光が赤みを帯びてきました。少し上流にある別のC&R区間へ車で移動しました。川辺にはユスリカが大量に舞い、そのなかに立つとまとわりつく虫たちが肌に触れくすぐったいほどです。しばらく観察して回ると、徐々に魚たちのライズが盛んになってきました。

プールの駆け上がりでライズを繰り返すヤマメたちのなかで、一番活発で大きい(と思われる)一匹に狙いを定めました。2投、3投、斜め上をフライが通り過ぎた直後、振り向きざまに浮上してきてしっかりと咥えました。お目当てのヤマメです! 日没までみっちり、この春初のドライフライでの釣りを楽しみました。
