■自由な旅・快適な空間! 車中泊を楽しむために必要なこと

これまでにも車中泊は経験していたが、最近SUVを購入し、より快適な車中泊環境を整えたいと考えた。特に、釣りとキャンプを組み合わせたアウトドアスタイルを楽しむため、手軽に準備でき、快適に過ごせる車内環境を作ることが目標だ。SUVの荷室や高い走行性能を活かすため、適切な装備として電源・バッテリー・冷蔵庫・簡易ベッド・テーブル・調理器具の6アイテムを整えれば、まるでキャンピングカーのような快適な空間を実現できると考えたのだ。
■各アイテムを車中泊仕様として作る

後部座席をフルフラットにして、就寝スペースを確保すると共に後部座席左側の背後に冷蔵庫を配置し、その隣に荷物置き場として折りたたみ式テーブルを設置。就寝スペースにはキャンプで使用しているロータイプのコットを活用。組み立てが簡単で、車内ベッドとして快適な寝心地を提供してくれる筆者愛用のローコットは、折りたたむと直径約15cm、長さ50cm程度になるのでテーブル下に収納。また軽量設計のため、持ち運びも容易で、必要なときにすぐにセットできるのが利点だ。
■快適な車中泊に必要な6アイテム
快適な車中泊を実現するためには、調理環境、食料・食材の保存、電源の確保、寝床の快適性、作業スペースの確保が重要だ。
●冷蔵庫(食料・食材の保存)

車中泊用の冷蔵庫として「EENOUR」の45リットルを筆者は選定した。これに決めたポイントは、消費電力の低さ、車載対応の使いやすさ、ポータブル性の高さの3点。消費電力は約45Wであり、インバーター電源との組み合わせにより、約2日間の連続稼働が可能である。ハンドル付きの設計で持ち運びが容易。車中泊だけでなく、キャンプや災害時の非常用としても活用できる。
●インバーター電源(電源の確保)

車中泊では、冷蔵庫や電気機器を使用するための安定したAC電源が必要だ。今回は3000Wのインバーター電源を使用するため、車内のシガーソケット経由では電流が大きすぎるためにヒューズが飛んでしまうので補助バッテリーからとる。補助バッテリー(DC)は走行中やアイドリング時も安定したAC電力を供給する。筆者が選んだのはEDECOA社の「DPP10」。容量が適切でコンパクトで車中泊時に冷蔵庫やスマートフォンの充電、その他の機器の使用に十分対応する。
インバーター電源を選ぶ際は、消費電力に合った容量、持ち運びやすさ、加熱保護の安全機能付きを考慮することが重要。