●THE NORTH FACE ES エニータイムウィンドフーディ

100%リサイクルポリエステル使用のTHE NORTH FACE「ES エニータイムウィンドフーディ」。撥水加工もされており花粉が付着しにくい

 花粉は衣類に付着しやすいため、素材選びが大切だ。ポリエステルやナイロンなどの滑らかな素材は花粉がつきにくく、払い落としやすい。防水・透湿性に優れたゴアテックス素材も、花粉の侵入を防ぐ効果が期待できる。さらに、フード付きジャケットを選ぶことで、顔周りの花粉付着を軽減できる。

 THE NORTH FACEの「ES エニータイムウィンドフーディ」は、環境配慮型の軽量ウィンドブレーカー。100%リサイクルポリエステル素材を使用している。防風機能と撥水加工により、花粉の付着を防ぎ、登山時の快適さを向上させるだろう。

THE NORTH FACE ES エニータイムウィンドフーディ
価格/15,400円(税込)
カラー/ブラック、ヒーローブルー、ディープノリ、アーバンネイビー
サイズ/(メンズ)‎S・M・L・XL

商品サイト:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NP72385?srsltid=AfmBOor5e-3zPbromYkSxIDgwWd76OJBzgRV6_Eb0I4PJHPrUNA1LjDt

■登山前後もしっかりと対策を

 登山前には、陽イオン入り花粉対策スプレーなどを活用すれば、衣類や肌への付着を予防できる。「最近くしゃみや鼻水が気になる」「登山中に症状が出そうで不安」という人は、登山前に抗アレルギー薬を服用することで、症状の軽減が期待できる。眠気による集中力の低下は転倒などのリスクにつながるため、眠くなりにくいと説明がされているタイプを選ぼう。ただし、他の副作用などが出る可能性もあるため、必ず過去に服用歴のある薬を使用すること。症状の程度によっては、点鼻薬や点眼薬なども併用し、無理なく登山を楽しめる環境を整えよう。

 下山後は、衣類をしっかり払い、できるだけ早めにシャワーを浴びて花粉を落とすのが理想的。さらに、鼻うがいを行うことで鼻腔内の花粉を洗い流すのもおすすめだ。

■花粉の少ない山選びとは?

新緑の中、早朝の春登山を楽しむ

 花粉の影響をできるだけ抑えるには、山選びと登山プランにも気をつけたい。春に飛散する花粉の主な原因はスギやヒノキであり、これらの樹木が少ない山では花粉の影響も比較的軽くなると考えられる。特に岩場が多く開けた地形の山では、花粉がたまりにくいだろう。

 また、環境省のまとめによると、花粉の飛散量は昼前後にピークを迎えるため、早朝から昼前までに行動を終えるような登山計画を立てると、花粉の影響を軽減できる。特に午前6〜9時頃は飛散量が比較的少ない時間帯とされており、快適に登山を楽しめることが多い。ただし、気象条件によって花粉の飛散状況は変化するため、油断せずにしっかりと対策をしておきたい。

環境省花粉情報サイト:https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/

環境省保健マニュアル:https://www.env.go.jp/content/900406385.pdf

■適切な花粉対策をとって、春から初夏の登山を楽しもう

 2025年は花粉飛散量が例年以上となり、登山中の花粉対策が欠かせないだろう。しかし、花粉が気になるからといって春の登山を諦める必要はない。適切なアイテムと対策を講じることで、快適に春山を楽しめるはずだ。事前の準備を万全にし、美しい春の景色を存分に堪能しよう。