ウィンタースポーツシーズン真っ盛り! でもリフトやゴンドラに乗っている時間って、意外と退屈……。「せっかく滑りに来たのだから、長く滑りたい!」と思う方も多いのでは。
そんな方必見! 爽快のロングランが楽しめるスキー場を3か所を紹介していく。
■「野沢温泉スキー場」 最長滑走距離10km

まずは長野県にある「野沢温泉スキー場」をおすすめしたい。県内でも豪雪地帯として知られ、パウダースノーが楽しめるとあって、近年国内旅行者のみでなく海外からの利用者も多く訪れるようになっている。コース数も43と豊富で初心者から上級者まで楽しめる。そんな野沢温泉スキー場の最長滑走距離は、なんと驚異の「10km」!
10kmといわれてもピンとこない方も多いだろう。調べたところ、10kmを徒歩で移動すると2時間はかかるそう。どれほど長い距離なのかがお分かりいただけるだろう。

最長滑走路は、毛無山(けなしやま)山頂から3つのゲレンデを通り、林間コースを下っていく。「10kmを下るとなると疲れそう……」と思われる方もいるだろう。
確かに、少し平坦な部分があったり、コース幅が狭い林間コースがあり、思うように滑走できない区間もある。しかし、それ以上に疲れを感じさせない最高の体験ができるのだ。
まず、林間コース以外はコースが広く長く、滑っていて爽快だ。また標高差があるため、1回の滑走でいろいろな雪質を味わえるので長距離も飽きることがないのだ。
麓には有名な温泉街もあり、ロングラン後も疲れを癒したり、観光も楽しめるスキー場だ。
野沢温泉スキー場
住所 〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷7653
電話 0269-85-3166
ホームページURL:https://nozawaski.com/
※営業日時はホームページよりご確認ください
■「蔵王温泉スキー場」 最長滑走距離約10km

日本最大級のゲレンデ面積を誇る山形県「蔵王(ざおう)温泉スキー場」。最長滑走距離は約10kmだ。コースが広いため混みあわず滑りやすいが、リフト間の平坦なコースではスノーボーダーや小さい子どもは短い距離だが歩く必要がある。その点を考慮したうえでも、ぜひ一度は訪れたい理由がある。
それは、「樹氷」だ。樹氷とは、氷点下5℃以下で冷却された水蒸気などが樹木などに吹きつけられて凍結してできた氷のこと。蔵王の樹氷は「世界でここだけでしか見られない」ともいわれるほど綺麗で有名だ。最長コースは、この樹氷の間を滑るザンゲ坂・樹氷原コースからスタート。ユートピアゲレンデ・百万人ゲレンデ・横倉ゲレンデの計5コースを滑走することとなる。比較的緩やかで広々としたコースが多く、初心者やファミリー層でも快適に滑ることができるだろう。
美しい樹氷の景色に囲まれながらロングランを楽しめるめずらしいスキー場だ。
蔵王温泉スキー場
住所 〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉土合709-1
電話 023-694-9617
ホームページURL:https://zaomountainresort.com/ski/
※営業日時はホームページよりご確認ください
■「妙高 杉ノ原スキー場」 最長滑走距離8.5km

新潟県にある「妙高 杉ノ原スキー場」の最長滑走距離は8.5km! 妙高高原ICm、車で10分。スキー場へ向かう道もしっかりと除雪されており、運転に不安のある方も訪れやすいスキー場だ。
標高が高いゲレンデとしても有名で、コース最上部が1,855m。ベースエリアとの標高差はなんと1,124mある。上部付近のゲレンデだけでなく、ベースエリア付近の雪質も柔らかく、滑走しやすい。ロングコースは、スタートのしゃくなげコースが中級であり、一部、コース幅も狭いため、混雑時には周囲に注意が必要だ。しかし、それ以降はコース幅も十分にあり、初心者でも安心して滑ることができる。景色を眺めながらゆっくりとロングランを満喫することができるだろう。

ゲレンデ自体も幅が十分にあり、平坦なコースも少なめだ。コースのバリエーションは16でそこまで多くはないが、週末でもあまり混雑はなく、快適に滑走が可能。またリフトにはフードがついており、降雪のある日や気温が低い日でも快適に楽しめるスキー場だ。
妙高 杉ノ原スキー場
住所 〒949-2113 新潟県妙高市杉野沢
電話 0255-86-6211
ホームページURL:https://www.princehotels.co.jp/ski/myoko/winter/
※営業日時はホームページよりご確認ください
■より一層シーズンを楽しもう!
全国のロングランが楽しめるスキー場を3つご紹介した。あなたもぜひ3つのスキー場を訪れ、ウィンタースポーツを思う存分満喫してみてはいかがだろうか。
※この記事の情報は2025年2月現在のものです。最新の情報はリンク先の公式ホームページでご確認ください。