キャンプの荷物は、なるべくコンパクトにしたい。メインのランタンはともかく、サブで使う照明は小ぶりなものがかさばらず、持ち歩きにも便利だろう。

 DAISO(以下、ダイソー)の「充電式スケルトンライト」は、330円のプチプラでありながら、手の平に収まるサイズ感と、ランタンとライトの2WAYで使用できる多機能な仕様が話題を集めている。アウトドアシーンでサブ照明としてポケットに忍ばせておけば役に立つこと間違いなしだ。家電や電気用品をメインに手がける国内メーカー「オーム電気」製である点もうれしい。

 本記事では、ダイソー「充電式スケルトンライト」の特徴と、実際にアウトドアの夜間シーンでの使用感をレポートする。

■スケルトンで未来的なデザイン

明るい部屋で「ライトモード」を点灯。明るさは申し分ないようだ

 基板が透けたデザインは、インダストリアルで無骨な印象。未来的ながら、どこか90年代を彷彿とさせるような平成レトロっぽさも感じる。持っていてテンションの上がる、クールな見た目だ。

充電は底面のUSBプラグで行う

 底面のキャップを外すと、充電用のUSB端子が付いている。スマートフォン用の充電器やモバイルバッテリーが使用できるのもポイントが高い。フル充電までの時間は約1時間。電池残量が不足すると、緑色のランプが点滅する。照射モードにもよるが、1.4時間から最大7時間まで使用可能だ。

■「ランタンモード」と「ライトモード」の切り換えが可能で、アウトドアシーンのサブ照明としておすすめ

 ダイソーの「充電式スケルトンライト」は、「ランタンモード」と「ライトモード」の2種類のモードに切り替えができる。明るさもそれぞれ2段階に変更可能だ。

 ライトモードは先端が光り懐中電灯のように使えるので、足元を照らすときなどに便利だ。ランタンモードでは中央部のLEDが光る。ライトモードよりパワフルなので、サブのランタンや非常時の即席照明として利用できる。キャップ部分には穴が空いており、ストラップなどを取り付けると吊り下げて使用できる。