■富士山を望む「男体山」
「御幸ヶ原」から男体山頂までは約15分の道のり。はじめは階段を登っていくが、山頂への最後の登りはやや急な岩場になるため、慎重に登ろう。標高871mの山頂は、空気が澄んだ日にはスカイツリーや富士山を望む大パノラマが広がる。
山頂で絶景を堪能したら、同じ道を下り、ケーブルカー「筑波山頂駅」のある「御幸ヶ原」に戻ろう。
■飲食店や土産物屋が立ち並ぶ「御幸ヶ原」
飲食店や土産物屋が立ち並ぶ「御幸ヶ原」は、登山をしてきた人とケーブルカーで昇ってきた観光客とが入り交じり、賑やか。
「御幸ヶ原」の飲食店では、 地元の食材を使用した「つくばうどん」や、筑波山麓で栽培された「福来(ふくれ)みかん」を使用した「福来しょうゆラーメン」といった、筑波山名物のご当地メニューが味わえる。
お腹も十分満たされたら、下りはケーブルカーで楽に下山しよう。「筑波山頂駅」から麓の「宮脇駅」までの所要時間は8分間。筑波山のもうひとつの山頂である「女体山」へ向かう場合は、「御幸ヶ原」から山頂連絡路を通って、往復約30分の道のりである。
「女体山」からはロープウェイで下りることができるが、筑波山神社へは下りないので注意しよう。
■2025年の登山初めは筑波山から!
関東平野にある筑波山は、首都圏からのアクセスもよく、ケーブルカーを利用できることからファミリーにもおすすめである。
下山後、時間に余裕があれば、筑波山神社周辺の日帰り温泉で疲れを癒して帰るのもよいだろう。ぜひ初詣を兼ねて、筑波山登山に行ってみよう。
●【MAP】筑波山
【筑波山神社から男体山頂】所要時間
御幸ヶ原コース登山口(0:00)→御幸ヶ原(1:30)→男体山頂(1:45)
歩行距離:約2.3km
累積標高差:700m
合計所要時間:1時間45分