スキー場はいまやスキーやスノーボードをする場所から、誰もが楽しめる冬の遊び場へと変わりつつある。世の中の動きに敏感なスノーリゾートが、次々と新機軸を打ち出し賑わいをみせているのがその証だ。そこで、当企画では普遍的なアクティビティ、つまり雪遊び広場やキッズゾーン、自然体験ツアーといったものではなく、特色ある興味深い企画を打ち出すリゾートや絶景が堪能できるスポットを全国から厳選した。

 この冬もっとも面白いスノーリゾート第1回は「石打丸山スキー場」と「水上高原スキーリゾート」を紹介したい。

■南魚沼の絶景をとことん満喫したい「石打丸山スキー場」

石打丸山スキー場
・営業期間:2024年12月20日(金) ~ 2025年4月6日(日)
・料金:4時間券5800円(大人)、3200円(ジュニア)
・アクセス:
【クルマ】関越自動車道・塩沢石打ICより5分。
【公共交通機関】JR越後湯沢駅よりタクシー、またはバスで約10分
・住所:新潟県南魚沼市石打1655

●冬限定のナイスビューがとっておきの時間を作る

 石打丸山スキー場は関越自動車道・塩沢石打IC、JR越後湯沢駅のいずれからも近く、絶好のロケーションにある。

開放感のあるコースで、スピードをあげて爽快クルージングを!

 1949年開業の老舗ながら、時代のニーズに合わせたアップデートを重ね、雪山での新しい過ごし方を提案し続ける。

ザ・ヴェランダ石打丸山は2022年のオープン以来、スキー、スノーボード目的ではない来場者も増え続けている

 その代表例が「ザ・ヴェランダ石打丸山」の存在だ。山麓からゴンドラキャビンとチェアリフトによる混合型リフト「サンライズエクスプレス」に乗れば、魚沼平野と越後三山の壮大な景色が目の前に広がる中腹にアクセスできるのだ。「ザ・ヴェランダ石打丸山」はそこにある。 床面積232平方メートルと広々とした展望テラスは、大パノラマを見渡せる開放的な雰囲気。雪景色と一体になれるフォトスポットを備えており、写真映え間違いなし。また、カフェで八海山の醤油こうじを使ったローストビーフサンドや、焼きたての「雪山パンケーキ」を楽しめる。

ドームテントで気軽にグランピング感覚が味わえる

 貸出式のドーム型のテントにも注目したい。大自然との一体感を得られるとともに、家族や友人とのプライベートな時間を過ごすことができるだろう。

●ザ・ヴェランダ石打丸山

カフェ内では焚き火が癒やしを提供する

 エリア最大級の広さを誇る展望テラスや、カフェなどからなるビュースポットだ。手前には南魚沼の田園風景、その先には巻機山や越後三山などの山並みが連なる。カフェでは地元食材を活かしたメニューが味わえる。

●営業期間:2024年12月20日(土) 〜 2025年4月6日(日)(展望テラス&カフェ)
●営業時間:10:00~16:00

ご利用案内はこちら!

●コースCHECK!

人気があるナイターは夜景も楽しめる

 関越道沿線でトップクラスの規模を誇り、236haの敷地に14のリフト、最長滑走距離4,000mのコースを備える。越後の自然を背に豊富な天然雪と23コースが初級者から上級者までを魅了する。また、ナイターも広いエリアで人気。

石打丸山スキー場 公式HP