1989年カナダ・バンクーバーで誕生した「ARC’TERYX(アークテリクス)」。無駄を全て省いたようなソリッドで洗練されたデザインはもちろん、圧倒的な品質の高さで登山、クライミング、バックカントリースキーなど、過酷な条件であるほどにその信頼性は高く、絶大な支持を得ている。
近年はアウトドアフィールドのみならず、ファッションブランドとしての注目度も高く、カジュアルなシーンからビジネスシーンまで取りれ入れられている。
そのアークテリクスがフルラインナップで揃う、4フロア構成という国内最大規模のブランドストアが新宿に11/30(土)オープン。
■アーバンライン「VEILANCE(ヴェイランス)」も! アークテリクスの全てを感じるラインナップ
アークテリクス新宿ブランドストアは683.99平方メートル/206.89坪という広さ。フロアはエントランスとなる1Fにシーズンごとにフォーカスしたアクティビティに関連するアイテムを展開。2Fはウィメンズのアウトドアパレルとヴェイランスに加えて、バックパックが展開されている。3Fはメンズのアウトドアアパレルにヴェイランス、そしてシューズが並ぶ。
各フロアいずれも、アルパインでのシーンを連想させるオブジェやディスプレイがアイテムと共に演出され、アークテリクスの世界観を充分に感じられるフロアデザインとなっている。
■リペアにゴアテックス製品の洗濯も「ReBIRD™サービスセンター」も展開
アークテリクス新宿ブランドストア最大のトピックスとなるのが4F。まずは「ReBIRD™サービスセンター」。これまでも丸の内、心斎橋の店舗では行われていたサービスではあるが、ケアやリペアに関する相談や軽度の修理だけでなく、通常の店舗では受け付けることができなかった縫製を要するリペアにも対応してくれる。
また国内では、初めて店舗内に洗濯乾燥機を導入。アークテリクス製ゴアテックスアパレルの洗濯、そして撥水加工まで仕上げてくれる。
せっかくの高機能アパレルもしっかりとケアしないと、その機能も十分に発揮されなくなり、フィールドでは命の危機に直結する恐れもある。大切なウェアだからこそ、ケアもしっかりとアフターフォロー体制も万全となっている。
また、同フロアには「BETA LOUNGE」というスペースも用意されている。ここでは、完全予約制のコンシェルジュサービスが提供され、専門スタッフによる、それぞれの志向に合ったアイテム選びや使い方、そして様々なアウトドアフィールドについての相談にも対応してくれる。新宿の駅前ながら、山小屋を思わせる落ち着いた雰囲気のなか、ゆっくりと時間をかけてアイテムを吟味したい方にはうれしいサービスとなるだろう。
また、BETA LOUNGEはイベントスペースとしても使用され、今後各フィールドで活躍するプロを招いてトークイベントやワークショップが予定されているという。
オープンに先立って開催された内覧会にてアークテリクスからは、新宿という立地的要因について、コマーシャル的な側面も大きいが、新宿駅は都会とアウトドアフィールドへとつなぐ中央線、京王線、小田急線、バスタなどターミナル駅であることに着目していた。さまざまな目的で行き交う方々にアウトドアの魅力を伝え、アウトドアへのゲートウェイとして新しいサービス、取り組みを充実させていきたいと語られた。
再開発真っ只中の新宿駅前に舞うブランドのモチーフでもある始祖鳥は新たな新宿のランドマークとなりそうだ。
写真提供:アークテリクス(アメアスポーツジャパン)