食欲の秋・運動の秋、キャンプに行く計画やすでに行った人も多いだろう。筆者も秋キャンプで食欲の秋を満喫している。ここ数年のキャンプブームでキャンプを始めたい、キャンプを始めたという人の話をよく聞く。また友人や知人からギアの選定や、おすすめのキャンプ場の相談もよく受けている。一方で、いつまで趣味として楽しめるか不安だ、という相談もされる。

 筆者もキャンプに行かなかった時期があり、キャンプをやめる人の話もよく聞く。今回は実際に聞いた、キャンプを始めた人ややめた人の話を紹介する。

■キャンプを始めた理由1:自然の中でのびのびしたい

簡単に済ませるような食事でなくても、自然の中で食べると格別

 キャンプを始めた理由で一番よく聞くのが「自然の中でのびのび過ごしたい」というもの。湖畔や森の中、川辺、星がきれいに見える場所など、自分の好きなロケーションで、ゆっくりのんびり自然を満喫できるのがキャンプの醍醐味。

 最初は最低限のギアでインスタント麺を食べるだけでも、キャンプの楽しさを存分に味わえる。仕事の疲れや日頃の喧騒から離れ、自然の中でほっと一息つけるのがいいところ。

■キャンプを始めた理由2:子どもとの思い出を作りたい

子どもとキャンプに行くのは大変だが、一生の思い出になる

 キャンプを始める理由として、子どもとの思い出を作りたいという話もよく聞く。筆者も子どもの頃、親にキャンプへ連れて行ってもらったことがあり、その楽しさが忘れられず大人になってからもキャンプに行っている。

 最近はファミリーキャンプ場が増え設備も充実しているので、子連れでもキャンプに行きやすくなっている。子どもとキャンプに行き始めて、思いっきり楽しんでくれる顔がうれしいと語る人は多い。

 普段とは違う自然の中で子どもと一緒に新しい楽しみや学びが得られるのも、キャンプのいいところだ。

■キャンプを始めた理由3:焚き火でキャンプ飯を作ってみたい

焚き火クッキングを追求するのもまた楽しい

 最近は気軽に焚き火を楽しめるカフェなども増えてきており、その楽しさは十分認知されている。自分で薪を剪定し、組み方や着火方法に拘り、ゆらゆらと揺れる火を見る時間は癒しのひと時。これからの季節は暖もとれ、焚き火は人それぞれ、千差万別の楽しみ方がある。

 焚き火で作るキャンプ飯の本や記事、動画も多く発信されており、これを楽しみにキャンプを始める人も多い。焚き火に関するギアも数多く販売されており、自分なりのこだわりを突き詰められるのも楽しいポイント。