■引きの強さにビックリ! 落ち着いて取り込もう

筆者が釣り上げたコイ

 投入した食パンにコイが食いついたら一呼吸置いてアワセを入れる。食いつくと同時にアワセを入れると針がかりしないことがよくあるので注意。

 そしてファイト(やり取り)が始まるが、コイの引きの強さにビックリすることだろう。大型の個体は猛烈に泳ぎまわり、手が付けられないのではと感じるほどだ。

 ファイトを続けていると、いずれ疲れが溜まり抵抗力が弱まるので落ち着いて引き寄せ、大型のコイの場合は最後はネットで取り込もう。

 陸に揚げられたコイの魚体の迫力や鱗の大きさに、さらにビックリすること請け合いだ。

■遊漁券を購入し、パン鯉を楽しもう

筆者の地元では、ほぼ通年コイ釣りを楽しめる

 河川の釣りは遊漁規則が設けられており、釣りをする場合は遊漁券が必須となる。必ず購入し、マナーやルールを守り釣りをしよう。

 渓流魚やアユは遊漁期間が半年程度であるのに対し、コイは遊漁期間が長い河川が多いのも魅力のひとつだ。

 誰でも簡単に魚の強い引きが味わえるパン鯉に挑戦してみてはいかがだろうか。