名古屋や東海地方でレジャーを楽しみたい方におすすめなのが、愛知県東部の「奥三河」だ。名古屋から車で約1時間半、日帰りでも気軽に訪れることができる奥三河は、豊かな自然や清涼感に溢れ、大人も子どもも全力で遊べるアクティビティや、お手頃なグルメも楽しめる穴場のエリアだ。 

 今回は、気候のいい初秋に訪れたい奥三河のおすすめスポットを3か所紹介する。

■おすすめスポット1. 広大な敷地で忍者遊びから爽快アスレチックまで「新城総合公園」で夢中で遊ぶ

広大な敷地に多彩なエリアが広がる「新城総合公園」

 「新城(しんしろ)総合公園」は、ナゴヤドーム約9個分もの敷地に美しい自然と多様なエリアが広がる大型公園だ。

 芝生の急斜面にある「わんぱく広場」では「城攻め」をテーマにしたアスレチック遊具が点在し、忍者気分で遊べる。高さ24.2mの展望台からは公園全体が見渡せ、その眺めは絶景だ。「紅葉の森」では秋が深まるにつれ、フウやカエデ、ナンキンハゼなどの紅葉のグラデーションを鑑賞できる。

 なかでも注目は、自然共生型のアスレチック「フォレストアドベンチャー・新城」。所要時間約2時間のアドベンチャーコースには、ダイナミックな樹上体験ができるスポットや、地上18mの綱渡りや池越えを含む7本のジップラインなど本格的なアクティビティが満載。森の樹々の中を自力で移動するのは、スリルと爽快感満点である。

 なお、利用は小学4年生以上が対象で、難しいアクティビティは迂回もOK。事前に予約しておくのがおすすめだ。

新城総合公園
https://www.aichi-koen.com/shinshiro/

フォレストアドベンチャー・新城
https://www.fa-shinshiro.com

■おすすめスポット2. 知る人ぞ知る「愛知のナイアガラの滝」で絶景とマイナスイオン浴!

マイナスイオンと美しさを間近で体感できる「長篠堰堤」

 初秋に訪れる「長篠堰堤(ながしのえんてい)」は、予想より暑い日には涼もとれる、知る人ぞ知るスポットだ。

 自然の滝のように見えて、実は長篠発電所の取水のためのダム。本場のナイアガラの滝にある発電所と同種の構造を持つことから「愛知のナイアガラの滝」とも呼ばれ、その美しさは「日本三大美堰堤」にも選ばれている。

 高さ約8m、幅は約100mにわたって水が流れ落ちる様は、美しくもあり大迫力。筆者が訪れた日は晴れ続きで水量は少なめだったが、それでも涼に癒されながらマイナスイオンを堪能できた。水量の多い日は水しぶきがかかるほどになるそうだ。

 足場は山なりの岩場が多いため、ソールの硬めなスニーカーの着用は必須。登山靴などがあればなおよい。手すり等もないので、滝を間近で鑑賞する際は、足元にも十分注意して慎重に進もう。

長篠堰堤(ながしのえんてい)
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/SAll.cgi?db3=505

長篠堰堤のすぐ目の前にある釣り堀

 また、アクティビティとして、滝の目の前にある「花の木公園」の釣り堀を利用してみてはいかがだろうか。手ぶらでOK。釣り竿を借りて、ニジマス釣りを手軽に楽しめる。

花の木公園
釣り堀利用料金:竿1本(マス0.5kg付き)2,000円(税込)
その他詳細は施設にお問い合わせください。
https://hananokikouen.com/