残暑が厳しく続く9月、まだまだ涼を求めたいあなたにおすすめなのが、草津温泉スキー場です。標高の高い避暑地としても注目されており、秋の訪れを感じながら思い切り体を動かすアクティビティが人気となっています。
標高1,200mの爽やかな風を感じながら、絶景とスリルを友人家族と味わってきたので、ご紹介しましょう。
■天狗山プレイゾーンで、絶景とスリルを体験
草津温泉は標高約1,200mに位置し、標高が高いほど気温は下がるため、単純計算で都市よりも7.2℃涼しくなります。西の河原公園より北側に歩いて行くと草津温泉スキー場があり、グリーンシーズンは地形を生かしたアクティビティが楽しめます。
今回の私のお目当ては人気のジップライン「BanZip TENGU(大人・税込2,000円。パルスゴンドラ天狗乗車料金・BanZip TENGU利用者は片道別途500円、通常800円)」です。受付を済ませ、3連のパルスゴンドラに乗り込んで山頂を目指しました。
山頂に到着してすぐ目に入るのが「天狗山テラス」です。ここから草津温泉の街を見渡すことができました。テラスに座れば涼しい風が吹いていて、とても心地よかったです。そんな大人をよそに、子どもたちは他のアトラクションに釘付け。
山頂には「SKY SWING」、BanZip TENGUがあります。子どもたちは高さ10mの日本一のっぽなブランコの SKY SWING(大人600円、子ども500円、ともに税込)を楽しむことに。はじめは高さを怖がっていましたが、次第に慣れて「もっと、もっと!」と、とても楽しそうでした。ちなみに、このブランコはスタッフの方が手押ししているのですよ。
山頂を十分に堪能して、ついに楽しみにしていたBanZip TENGUへ。スタート地点はかなりの高さを感じますが、スノーボード好きの私たちは怖いというよりもワクワクの方が勝っていました。このジップラインはハーネスをつけて、標高1,370mから全長500m、高低差108mを滑ります。最高速度はなんと70km/h! 体を閉じると加速して、開くと減速とコントロールもできるようです。滑空している時間は1分ぐらいなのですが、疾走感と普段見ることのできない景色に興奮を隠せません。アドレナリンが出る感覚を味わい、滑空後の私たちのハイテンションに子どもたちはびっくりしていました。