■アジ狙いと言えど、タモ網は用意しよう
アジングで使用するタックル(釣り道具)は、繊細でラインも細いものを使用することから、力任せに魚を抜き上げるのはバラシやライン切れのリスクが大きい。アジ狙いと言えど、タモ網は持っておいたほうがよいだろう。
釣りを始めたばかりでタモ網を持っていなくても、周囲の釣り人が助けてくれることがあるかもしれないが、助けてもらってばかりいては迷惑をかけてしまいかねない。
タモ網は自身で用意し、むしろ周囲の釣り初心者を助けるくらいの気概で釣りに臨もう。
■マナーを守り、末永く釣りを楽しもう
最後に紹介するのは釣りにおける最低限のマナー、挨拶である。特にアジングでは挨拶を心掛けたい。
他の釣り人に挨拶をすることは、自身が周辺で釣りをしていることを知らせる意味もある。アジがよく釣れるのは朝夕の薄暗い時間帯や夜間ということも多く、無用なトラブルやケガを防ぐためにも挨拶は大事である。
また、代表的なポイントが港湾部であることから、釣りをしていれば港湾関係者と顔を合わせることもあるだろう。釣り人として良い印象を持ってもらうためにも挨拶は欠かさないようにしよう。
近年では釣り人のマナーの悪化が原因で漁港などを中心に立ち入り禁止となるケースも多い。
挨拶をはじめとするマナーを守り、末永く釣りを楽しめる環境をつくることが釣り人には求められていると筆者は考えている。