東名高速道路(以下東名)と並行に続く、「新東名高速道路」。一部区間の最高速度が東名より引き上げられ120kmになっており、東名のバイパスの役割もあることから通行量が多い高速道路だ。最高速度が120kmとなっているため、先を急ぎたい場合にはSA・PAを通過しがちになる。

 そこで今回は「新東名高速道路」で立ち寄りたい、目的地にしたいSA・PAを3つ紹介する。

■まるでピアノ!  楽器の町のSA! 「NEOPASA浜松 上り」(静岡県)

グランドピアノの鍵盤を模した外装が魅力的だ

 1つ目は、静岡県浜松市に位置する、「NEOPASA浜松 上り」だ。

 浜松市は大手楽器メーカーのYAMAHA(ヤマハ株式会社)の本社やRolandの本社工場があることから、楽器の町というイメージがある。このNEOPASA浜松も外観がピアノの鍵盤のようになっているのが特徴的だ。

 建物内にはお土産売り場、フードコートがあり、地場の加工商品や浜松名物の浜松餃子、ウナギも食べることができる。地元名物を堪能するだけでなくこの外観も含めて、一度は訪れたいSAだ。

■買い物、食事、各地への拠点にも! 「NEOPASA清水」(静岡県)

緑が多く、外壁もガラス張りで施設内が良く見え開放的かつ都市的なPAだ

 2つ目は、静岡県静岡市清水区に位置する「NEOPASA清水」だ。

 NEOPASA清水は、上下線集約のPA。建物は外壁がガラス張りで、中の様子が見える。中ではバイクや、ウェアなどを展示しているほか、バイカーに人気のカフェが入っていることでライダーの利用も多い。

 また雑貨店や土産売り場、飲食店の種類も豊富で、中には24時間営業している店もあるうえ、コンビニも併設されているため、いつでも立ち寄りやすい。

 このPAの先、新清水JCTからは東名高速道路、中部横断自動車道(山梨県)、清水IC出口と各方面へ向かうことができる。そのため東京から下り線で運転し、こちらでゆっくり休憩してから各地へいくことができる。

 もしドライブで行先が決まっていない時でも、ここを最初の目的地にして行先を考えることができるのだ。