ドイツのバックパックブランド・ドイターは、1898年に創業した老舗。1900年代前半からのヒマラヤ遠征などに同社のバックパックが使用された実績があり、そこで培った技術を活用して作る製品の数々は、世界中のアウトドア愛好家から幅広く支持されています。
バックパックの専門メーカーとしてドイターは、バックパックには用途に応じたモデルが必要と考えています。本格的な登山用品はもちろん、マウンテンバイクツーリング、トレイルランニングなど個々の用途に応じた機能を備えたラインナップを用意しています。
■密着感はありつつ、圧迫感がない背負い心地
トレイルランニングに特化したバックパック「トレイク」シリーズは、ベスト型の形状が特徴。背中に背負うというよりも、上着のように着用する感覚で使う、独特なスタイルで注目を集めています。
この形状のおかげで、体へのフィット感が抜群なのが、シリーズ一番のセールスポイント。素材となっている生地は伸縮性が高いので、ピッタリなじむのに締められるような窮屈さは感じません。上体を包み込むように体と一体となるので、ストレスがなく自然な着用感。激しい動きやスピードを上げた際にも、背負っていることを忘れてしまうほど、動きにしっかり追従してくれます。
■荷物のブレもカバーするアイテムが付属
フィット感をより高めるための調整機能が充実しているのも、「トレイク」シリーズの優れた点。胸部を留めるバンジーコードは、呼吸に影響を及ぼすことがない適度なテンションで、体への密着感を上げてくれます。
6本付属しているストレッチコードは、サイドのコンプレッション調整に活躍。荷物の量に合わせて締め方を調整すれば、バックパックの重心がずれたり荷が揺れたりして、ランニングに影響するのを防いでくれます。
またストレッチコードは、ギア類をバックパックに固定するのにも活躍。一時的にトレッキングポールを固定することもできます。ポケットも各所についていて、前面のジッパーポケットは携帯電話などの小物を出し入れするのに便利なポジションです。
■止まらずに渇きが癒せるランニング向きの設計
トレイルランニング向けに設計された「トレイク」シリーズの、もう一つのセールスポイントが、給水機能が充実している点です。ショルダーストラップに設けられたポケットは、付属するソフトフラスクが2本、ぴったり入るサイズ。フラスクは液漏れ防止のロック機能を搭載しているので、激しい動きでも中身がこぼれる心配がありません。
また背面部分のポケットには、ハイドレーションも設置可能。パックパックを下ろさずに給水できる、ありがたい装備です。
荷室の容量は2種類で、胸囲によって2つのサイズを用意。「トレイク」シリーズは背負い心地とフィット感、余裕ある給水機能で、ハードなトレイルランニングをフォローしてくれます。
トレイク5(ドイター)
商品ページ/https://www.iwatani-primus.co.jp/products/deuter/items/D3101124/index.html
トレイク9(ドイター)
商品ページ/https://www.iwatani-primus.co.jp/products/deuter/items/D3101324/index.html