■オーナーの前川さんに聞いてみた
「キャンプブームの終焉は感じていませんが、利用者層に変化を感じます。キャンプ歴の浅いお客様は減り、その代わりに昔からキャンプを楽しんでいるような、精通したベテランさんが戻ってきた印象です」と、オーナーの前川泰揮さん。
今年は特に新規の方よりもリピーターが多く、通算6〜7回利用している方も珍しくないそうだ。顔なじみの常連客もいるようで、多くのキャンパーに愛されていることが伺えた。
また、土日に利用するキャンパーは道内のお客様が多いらしい。道外のお客様がフェリーを予約できるのは2〜3か月前からの場合が多いが、その頃には週末のキャンプ場が予約でいっぱいになっていることが要因のようだ。
「先にフェリー等を予約しても、キャンプ場の予約が取れない場合もあるため、週末の予約は特にハードルが高い。と、以前道外のキャンパーさんに言われたこともありますね」
これだけ人気があると、予約をとるのもひと苦労のようだ。
■キャンパーに話を聞いてみた
この日の日の入りは19時過ぎ。夕日を楽しんでいるご夫婦に話を伺うことができた。
当初は金曜日からの1泊予定だったが、キャンプ場のInstagramにて「明日土曜日にキャンセルが出ました」と投稿されているのを見つけ、すぐに直接オーナーに相談し、連泊が決まったとのこと。
連泊するほどの魅力を、伺ってみた。「一つひとつのサイトが丁寧に手入れされているし、直火で焚き火が楽しめるのがいい。雄大な景色もすばらしく、今なんてほら、夕陽が落ちていくのがとてもきれいですよね。ずっと見ていられる。夜はやっぱり星が楽しみですね」と語ってくれた。
■今から予約するなら平日に、週末希望ならSNSをチェック!
人気のキャンプ場「星に手のとどく丘キャンプ場」は、コロナ禍を経験し、一時と比べると客層に変化があったようだが、キャンプ場最大の魅力である雄大な自然や美しい星空を楽しみにしているキャンパー達によって、2024年もすでに予約でいっぱいだ。
今から予約をするとなれば、平日を狙うか、どうしても週末に利用したいのであれば、SNSでこまめにキャンセル情報をチェックするのがよさそうだ。
営業中はオーナー自ら草刈りや薪割りをしていることが多く、電話が繋がらないことがあることも覚えておこう。
●施設名 星に手のとどく丘キャンプ場
住所 〒071-0711 北海道空知郡中富良野町ベベルイ
電話 0167-44-3977 / 080-3234-9169
・ホームページURL https://www.hoshioka.com/
・facebook https://www.facebook.com/furanocamp?locale=ja_JP
・Instagram https://www.instagram.com/furano_hoshiokacamp/
※営業日時はホームページよりご確認ください
※この記事の情報は2024年7月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。