キャンプが終焉したって、本当なの? 北海道で人気のキャンプ場「星に手のとどく丘キャンプ場」を利用し、オーナー、キャンパーにインタビューした「キャンプ場のいま」をレポートする。

■山並みも美しい! 絶景だらけの「星に手のとどく丘キャンプ場」

左から旭岳(あさひだけ)、富良野岳(ふらのだけ)、前富良野岳(まえふらのだけ)

 「星に手のとどく丘キャンプ場」は、名前のとおり手に届きそうなほどに星が近くに見える、夜空が美しいことで有名なキャンプ場だ。星空以外にも、キャンプ場から見える景色が素晴らしく、山並みや夕陽など日中から夕方、夜まで見惚れてしまうロケーションが魅力だ。

 とても人気があり、毎年4月のオープンから2週間も経たないうちに週末や夏休み期間の予約が埋まってしまう。筆者は6月の金曜日に1泊したが、テントサイトは満員。週末前日から予約がとれないキャンプ場もなかなか珍しいが、それほど人気があるということだろう。

■広いキャンプ場の案内はカートに乗って

 場内はオートサイト22区画、キャンピングカーサイト4区画、バンガロー12棟など合計53のサイトが用意されている。サイトとサイトの間は広く取られているため、周りを気にせずゆったりと過ごせるのもうれしい配慮だ。

 場内はとても広く、カートで各々のテントサイトまで案内してくれる。運転をしてくれた係の方に聞いたところ、「このカートでの移動はお子様にはもちろん、大人の利用者さんにも人気があるんですよ。うちのキャンプ場の自慢です」と笑顔で答えてくれた。キャンプ場の予約状況を聞いてみたが、「いつもの年と大きく変わらず、週末や夏休み期間は予約でいっぱいです」とのことだった。

カートで場内を案内してくれるサービスも人気の秘密

 テントサイトにはたくさんのファミリーやバイカーの姿が、それ以外にもキャンピングカーやバンガローの利用者も多いようだ。

 駐車場を見ると、大阪や宮崎ナンバーの車も見られ、さらには外国語まで聞こえてくる。北海道以外からもたくさんの利用者が訪れているようだ。

広々と使えるテントサイトはストレスを感じず気持ちがよい