■登山のあとのお楽しみ! 周辺観光スポット紹介

 登山のあとは、空腹を満たすグルメや、登山の疲れを吹き飛ばす美しい景勝地など、目移りしてしまうスポットがいくつもある。ぜひ、登山計画とともに気になるスポットに足を運んで、淡路島を満喫してほしい。

●淡路島北部エリアのおすすめスポット

 本州から淡路島へは明石海峡大橋を渡ると大きな観覧車が見えてくる。本州側からの玄関口「淡路島サービスエリア」のシンボルで、まず立ち寄りたいスポットの1つだ。特産グルメや土産品などがずらりと並び、淡路島を堪能できる。

明石海峡大橋からも見ることができる大観覧車

 次に紹介するのは、淡路島ICを降りて、明石海峡大橋方面に5分ほど戻った先にある「道の駅あわじ」だ。先ほど渡ってきた明石海峡大橋を真下から眺められるスポットで、淡路島の海鮮はもちろん、ご当地の淡路島バーガーなどのグルメを楽しめる。

 特に、サワラをふんだんに使用した海鮮丼は、淡路の漁師めしが起源の郷土料理で、ぜひ食べてほしい一品だ。

明石海峡大橋を下から覗き込める「道の駅あわじ」
瀬戸内の新鮮な海鮮が堪能できる

●淡路島中央エリアのおすすめスポット

 淡路島中央エリアの中でも、西海岸がおもしろい。海岸沿いをドライブできる国道31号線は「淡路サンセットライン」と呼ばれ、海岸線に夕日が沈む様子はとても美しい。中でも「五色浜」は穏やかな波の音とともに、ゆったりとした時間が過ごせるスポットとして人気が高いエリアだ。

 この辺りでは、海鮮だけでなく、畜産も盛んで、手間ひまかけて育てられた淡路牛がおすすめだ。淡路サンセットライン沿いには多くのレストランが並んでいるので、登山で疲れた体にとれたての海鮮や地元牛でエネルギーチャージはいかがだろうか。

高い透明度を誇る西岸部の「五色浜」
五色浜海岸沿いにはレストランも豊富。淡路牛は海鮮にも負けない人気

●淡路島南部エリアのおすすめスポット

 最後に紹介するのは、淡路島南部エリア。ここには、淡路島観光における、筆者最大のおすすめポイントがある。それは鳴門の大渦を間近で観察できるクルーズ船だ。

 鳴門海峡を渡った四国徳島県側にもクルーズ船の出港ポイントがあるが、淡路島からは福良(ふくら)港から出港する。その名も「うずしおクルーズ」だ。

 大渦の出現期待度などがホームページで紹介されているので、事前のチェックをおすすめする。帆船型の遊覧船なので、意外と揺れが少なく、小さい子ども連れのファミリーも安心して乗船できる。

うずしおクルーズで見られる鳴門の大渦
自然が作り出す世界最大の大渦はただただ言葉を失うスケールだ

●施設名 淡路島サービスエリア下り(大観覧車)

住所 〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋2568
電話 0799-72-4715(8:00〜17:00)

・ホームページURL https://www.jb-highway.co.jp/sapa/awaji_down.html

※営業日時はホームページよりご確認ください

●施設名 道の駅あわじ

住所 〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋1873-1
電話 0799-72-0001(9:30〜17:30)

・ホームページURL http://michi-awaji.co.jp/index.html

※営業日時はホームページよりご確認ください

●【MAP】五色浜

住所:〒799-3127 愛媛県伊予市尾崎696

●施設名 うずしおクルーズ

住所 〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良港 うずしおドームなないろ館
電話 0799-52-0054(9:00〜17:00)

・ホームページURL https://www.uzu-shio.com/

※営業日時はホームページよりご確認ください

■遊びつくそう! 淡路島! 

 大自然に囲まれながらも、都会的な観光地の一面も持ち合わせた淡路島。その魅力はひとことでは語りつくせず、また、1日で遊び尽くすことも難しいだろう。ここで紹介したスポットもほんの一部だ。山に、海に、グルメに、淡路島を思う存分楽しんで、最高の夏休みを過ごしてもらいたい。