■河川敷に広がる回遊式庭園「小岩菖蒲園」
江戸川の河川敷、京成線の車内からも見渡すことができるのが江戸川区の「小岩菖蒲園」。河川敷ということもあり、広々とした園内には約100種、50,000本のハナショウブが咲く。
小岩菖蒲園には圃場との間に柵なども設置されていないので、広々とした空間と合わせて開放的な雰囲気に包まれる。
また、江戸川を渡る京成線の線路も近く、鉄橋を渡る電車と満開のハナショウブというコラボで鉄分豊富な菖蒲園となっている。
●MAP
■名所ながらも穴場的存在「しょうぶ沼公園」
足立区にあるハナショウブの名所が「しょうぶ沼公園」。元々、野生のノハナショウブが咲く地に公園を整備するにあたり、旧地名の菖蒲沼耕地にちなみ「しょうぶ沼公園」と名付けられた。ややコンパクトに感じるが、多彩な品種で約140種のハナショウブが栽培されている。圃場内には木道も整備されているので、間近でゆっくりと落ち着いた雰囲気で鑑賞することができる(※木道の開放は6/23まで)。
●MAP
系統、品種ともに多彩なハナショウブ。色、形、模様などひとつとして同じものはなく、どれだけ見ていても飽きることはない。1か所でじっくりと鑑賞するのもよし。数か所をめぐるのもよし。江戸の風流をハナショウブ鑑賞しながら感じてみてはいかがでしょうか。