■カーサイドシェルターの魅力
カーサイドシェルターの魅力は、車との出入りが一体化されプライベート空間が確保できることだ。ポールを立てて自立できるタイプも多く、タープ代わりに使用できるのも特徴の1つである。
シェルタースペースによって誕生した空間にはさまざまなメリットがあるので紹介していこう。
●メリット1 狭い車内を拡張できる
接続したカーサイドシェルターによって、車内空間が一気に拡張する。新たなスペースが生まれたことにより、車内の荷物を持ち出すことができ、車内を広く使えるのもポイント。
車内を寝室として使い、シェルター空間をリビングスペースとして使う事も可能。ゆったりとしたひと時を過ごせるだろう。
●メリット2 プライベート空間と外食のコラボができる
車中泊での楽しみは、車中飯という方も多いはず。しかし、外でとる食事もいいもの。リラックスでき、車内では難しかった料理にも挑戦できる。四方が囲まれているため、プライベート空間もバッチリだ。
まさに車中泊とキャンプのコラボレーション。就寝直前までキャンプさながらのアウトドアを楽しみ、眠くなったらそのまま車の中で車中泊。全てがプライベート空間の中で行える。
●メリット3 風雨をしのげ車内にアクセスできる
車中泊の強みは天気に左右されないこと。そのメリットはカーサイドシェルターを接続した場合でも同様だ。
カーサイドタープの場合、夜中の風雨の吹き込みなど不安要素が多い。対してカーサイドシェルターであれば、雨や風をしのいでくれる。
テントよりも効果があるのは、雨の日の車へのアクセス。車に直結しているメリットにより、雨に濡れずに車内への撤収が可能である。
筆者はカーサイドシェルターで過ごしている際に雨に当たったが、結局全ての道具を濡らさずに撤収できた。あとは天気が和らいでいくのを車内で待つだけだった。
●メリット4 暖房器具も使え快適に過ごせる
外のスペースができたことで、石油ストーブもできる。冬の車中泊であっても、寛ぎ時間や食事時間も、暖かい空間で過ごせるのだ。
シェルターになっている空間は、熱も逃げにくく快適。車の扉も開けておけば、上着なしでいられるくらいに車内も暖めてくれる。
車内だけだと難しかった暖房器具も、空間リビングができたことで使用可能となり、楽しみの幅が大きく広がるのだ。
※使用中は、自己責任の元一酸化炭素中毒防止のため、警報機並びにこまめな換気を行っていただきたい。