■クスクスを使って洋風に

クッカーに入れたクスクスにいちご煮を注ぐ

 汁をすするのはほどほどで止め、料理にとりかかろう。作るのはクスクスを使った洋風の増量メニューだ。

 クッカーにクスクスを入れ、その上から常温のいちご煮をそっと注ぐ。量の目安としては、クスクスに対していちご煮の汁が同量〜2倍といったところ。クスクスは基本的に同量の水分を加えて作るけど、出来上がりの量を増やしたいときは、単純に水分を増やせばいい(食感は柔らかくなるが)。

 なお、今回持参したいちご煮缶は「極上・製造限定品」という商品で、すでに販売が終了している。現在は「極上いちご煮」や、もう少し安価な「元祖いちご煮」など、いくつかのバリエーションが入手可能であります。

■産直野菜を加えるべし

クスクスを加熱しながら野菜を焼く

 いちご煮&クスクスが入ったクッカーにフタをし、火にかける。その隣で焼いているのは祝蕾(しゅくらい)という珍しい野菜だ。高菜の仲間だそうで、キャンプ場近くの道の駅で見つけた。こういう産直の野菜が加わると、キャンプごはんの質がワンランク上がる気がする。積極的に取り入れるべし!

 クッカーから湯気が出たら缶成(完成)の合図だ。中身が焦げつかないように、いったん火から離れた場所に移そう。