■ハンモック上部に吊るす場合

あらかじめ、プルージックのループを作っておくと便利

 ハンモックの上に「ハンギングライン」(本体ストラップとは別のロープ)を張って荷物を吊るします。ハンギングラインは太さが2mm 以上のロープを最低8m(メインロープ)と、カラビナ4枚(2枚はハンギングライン用、残り2枚はバックパック用)、プルージック用のループ(太さ2mm 以上のロープを30cm に切ってループにしたもの)を3本(1本はハンギングライン用、2本はパックパック用)使います。ハンギングラインをハンモックとタープの間に張り、バックパックを吊るします。ハンギングラインは高さを変えられるので、大きいバックパックを吊るしても干渉するのを防げます。

【くるくるっと通すだけ】覚えておくと超便利なロープワーク「プルージックヒッチ」

 ハンモックに「リッジライン」(ハンモックの末端をつなぐロープ。ハンモックのたるみを一定に保つ役目がある)の付属しているものでは、リッジラインに直接荷物を吊るすこともできます。リッジラインはハンモックとの距離が近く、高さを変えることもできないため、40Lサイズ以上のバックパックを吊るすと大きさと重さで体に干渉します。リッジラインに吊るすのは、小物の範囲にとどめておく方がストレスを感じにくいでしょう。