■高雄山神護寺(たかおさんじんごじ)

神護寺のもみじ(撮影:野口宣存)
神護寺は京都市内でも観光客が少なめ(撮影:野口宣存)

 神護寺は錦雲渓を抜けると最初に現れる寺院だ。歴史の教科書に出てくる源頼朝の肖像画を所蔵していることでも有名。参拝するには、かなり長い石段を登らないと山門にたどりつけない。そのため石段の途中で疲労困憊している参拝客を多く見かける。

神護寺参道(撮影:野口宣存)
神護寺境内にある休憩所(撮影:野口宣存)

 境内には無数のもみじが真っ赤に燃え上がり、シーズンの終盤には散りもみじが絨毯のようになる。写真撮影スポットも多く、一眼レフをかまえた外国人やコスプレイヤーも少なくない。

神護寺のかわらけ投げスポットから見下ろす錦雲渓(撮影:野口宣存)
神護寺境内(撮影:野口宣存)

 また、神護寺名物のかわらけ投げもおすすめ。かわらけ投げとは、瓦に願い事を書いて崖から投げ落とすというものだ。筆者は四十肩を患っているため、かわらけ投げは断念。

高雄山神護寺
・住所:〒616-8292 京都府京都市右京区梅ケ畑高雄町5
・拝観料:600円

【URL】http://www.jingoji.or.jp/

●【MAP】高雄山神護寺