■ロープウェイ山頂駅の先に広がる、那須連山の“紅葉&火山”「絶景! 那須岳を包む紅葉散策」

「那須岳を包む紅葉散策 秘湯・三斗小屋温泉で癒しのステイも」

 「那須岳」は、栃木県と福島県の境に広がり、秋は紅葉の名所としても知られる、一帯の「那須連山」の総称だ。その主峰である標高1,915mの「茶臼岳」は、いまなお噴気を上げる地球の活力に満ちた山。

 「那須ロープウェイ」に乗って9合目にある山頂駅1,684mから、壮大な火山景観が広がる山頂部へは、整備された登山道を1時間ほど登ればアプローチ可能なのだ。

 もうひとつのビューポイントが紅葉の「姥ヶ平」と「ひょうたん池」で、彩りが鮮やかな“大自然の庭園散策”が楽しめる。日帰りで登れるが、今回は秘湯の宿「三斗小屋温泉」に1泊し、ゆっくりと絶景の連山めぐりを堪能している。その様子をレポート。

■「伊藤新道」の入り口に位置する「湯俣エリア」

「北アルプスの秘境へ行こう 湯俣エリアの楽しみ方・歩き方」

 この夏、40年ぶりに復活を果たし、登山好きの間で話題となった伊藤新道。あらかた歩きつくされた北アルプスにあって、各メディアからラストフロンティアと称されるような場所だ。そんな古道の復活によって静かに注目されているのが、ここで紹介されている湯俣エリア。高瀬川の清流沿いを歩く起伏のない約11㎞の行程は、初めて山へいく人に最適。伊藤新道の基地として建てられた湯俣山荘の支配人・野沢優太さんにも話を聞いている。

 

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