9月末まで続いた暑さも、やっとひと段落。かと思ったら、あっという間に冬のような寒さがやってきて忙しない日々ですね。山の上もこの夏の遅れを取り戻すように、この1~2週間で急速に季節が進んでおり、今年は例年以上に紅葉のタイミングを当てるのが難しくなっています。
先週末に北八ヶ岳の紅葉最新状況を踏査し、山小屋の方に今年の紅葉状況を伺ってきました。これから紅葉狩り登山を予定している方は、ぜひ参考にしてみてください。
■先週の段階で進み具合は3~4割程度
今年は全国的に冷え込みが遅く、紅葉も遅れ気味。北八ヶ岳エリアの紅葉も例外ではなく、ここまでの色づき具合は例年よりも少し遅れている印象です。
先週後半に2,000〜2,500mほどの標高帯を1日歩いてみた感想としては、色づきはまだ3、4割といったところ。
ダケカンバやナナカマドは色づきが進んでいる個体もありますが、カラマツはまだ黄色くなりかけ程度で、緑が目立つ状況でした。
今回は亀甲池と双子池周辺を訪れましたが、色づきがだいぶ進んでいた亀甲池に対し、双子池周辺はまだまだこれからの印象。すぐ近くでもスポットによって紅葉状況はだいぶ異なるので、出発前に最新情報の収集をお忘れなく。