紅葉の季節が進み、標高1,000m少々の樹々が色づきの最盛期を迎えている。

 この標高帯を抜ける道の中でも、今時期のドライブにおすすめしたいのが八ヶ岳の東側を走る「国道141号線」。中央道の須玉ICから野辺山の高原地帯を走り、南牧、小海、八千穂、佐久へと抜ける道路だ。

色とりどりの紅葉に山が染められている

 特に気持ちが良いのは、清里を越えて野辺山のキャベツ畑が広がる高原エリアに出てから。西に連なる雄大な八ヶ岳連峰、東には川上村方面の紅葉に染まる山々を眺めながらのドライブは最高で、道はとても走りやすい。

高原エリアの気持ち良い道をドライブ

 目的地は、山中の秘湯・稲子温泉などいかがだろう。国道を逸れてからの山道では、紅葉のトンネルを楽しめる。他にも野辺山周辺で美味しい食材を探すのも良いし、歴史好きの方なら龍岡城跡まで足を延ばすのも楽しい。子連れならば、1日中食べて飲んで遊べる清里の「萌木の村」もおすすめだ。

山中に眠る秘湯「稲子湯」周辺も紅葉真っ盛り

 紅葉の見ごろは、まさに今。早朝に出れば首都圏からも日帰りできるが、トレッキングや秘湯巡りを組み合わせてのんびりしたい。

 宿泊は清里エリアのペンションで静かな夜を過ごしても良いし、北に抜けて佐久や上田に宿をとり、夜の街歩きを楽しむのも選択肢だ。

車窓にはこんな山並みがずっと続く

 他にも皆さんおすすめの周辺スポットがあれば、ぜひコメントにて教えていただきたい。

 早速、今週末のプランにいかがだろう?

お土産探しも、このエリアの外せないポイント
<国道141号線から稲子湯へ。擬似ドライブ体験画像17枚>