「鶏と舞茸のシェリー煮込み ¥1,980（税込）」出来上がりのビジュアルが、すでに美味しそうです
作り方は、規定量の水と共にクッカーに入れて、沸騰したら火を止めて蒸らすだけと非常に簡単。火にかけている間、蓋の隙間から漏れ出してくる湯気だけで、白飯が食べられそうなくらい良い香りがします！ これをテント場で作ったら、周りでインスタント麺をすする登山者たちをザワつかせることは必至。美味しい確定演出です。
香りだけでなく、さまざまな食感と旨味の組み合わせがとことん考えられているのも、今までの山メシにはなかった要素でしょう。アジア、中東、ヨーロッパ、北アフリカ……。どのメニューも、どの国の料理っぽいとは表現できないくらい複雑な要素が絡み合い、奥行きのある味わいが楽しめます。
■味は正直説明しづらい！ 百聞は一食にしかずです
少ない文字数で、この複雑な味を簡潔かつ的確に説明することは難しいので、ぜひ実際に食べてみることをお勧めします。百聞は一見にしかず。百見は一食にしかずです。
今回発売される3つの商品と、それぞれレシピの原型となった乾燥前の料理が食べ比べられるイベントが開催される予定なので、味が気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
「MOUNTAIN GOURMET PARTY」
日時：2023年9月2日（土）14:00〜22:00、9月3日（日）14:00〜18:00
場所：「ボーナストラック」内キッチン 東京都世田谷区代田2-36-12～15
ちなみに、気になるお値段は1パック¥1,680〜1,980と少々張ります。ですが、年に数回だけ、ちょっと洒落たレストランに食事に出かけるようなもの、と考えてみてはどうでしょう。
登山を趣味にしている方だとしても、山で食事をする機会は年に何十回もあるわけではありません。せっかく年に数度の非日常を味わえる山の上では、少し奮発して美味しいものを食べる。そんなクラフトな、山ごはんの選択肢があってもいいと思いませんか。
シンプルなラーメンを食べても美味しく感じる環境で、レストランのように美味しい食事を食べてみたらどう感じるのか。今まで味わったことがないような、新しい山の食体験ができることは間違いありません。
