この数年、クラフトビールやクラフトジンをはじめ、小規模であることを意味する「クラフト」を冠した個性的な食の数々が、人気と注目を集めてきました。

 そのクラフト化の波は、ついに山にも到達しそうです。従来の山ごはんの常識に捉われず、シンプルに山で美味しいものを食べることを目指した小規模生産のドライフードが、全国各地で同時多発的に登場しているのです。

「ラムと豆のトマトシチュー ¥1,680(税込)」話題の食材「ブルグル」が入っている

 なかでも今週発売予定の、できたてほやほや、熱々のクラフトヤマメシブランド「MOUNTAIN GOURMET LAB.(マウンテングルメラボ)」を紹介してみましょう。

■凝りに凝った3種類が発売

レストランで提供されても、まったく違和感のない仕上がり

 第一弾として発売されるのは、以下の3種類。

「ライムと筍のグリーンカレー」

「ラムと豆のトマトシチュー」

「鶏と舞茸のシェリー煮込み(リゾット仕立て)」

 うむむ。従来の山のご飯とは一線を画す、まるでレストランのようなメニューが揃います。

山上のレストランをイメージして開発されています。写真はイメージです

 それもそのはず。「山の上」という最高のロケーションのレストランを想定して、下北沢のクリエイティブな小料理店「namida」のシェフがメニュー開発を担当しているそうです。さらに、山ごはんによく使われるフリーズドライやレトルト食品、そして山小屋では食べられないようなメニュー選びを心がけているとのこと。個性的なラインナップにも納得です。