記録的な猛暑が続いていますね。山あいの渓流には“涼しげ”なイメージがあるからでしょうか、この夏こそ渓流釣りを始めたいという声をよく聞きます。
たいていの場合、まず道具の扱いを覚え(揃え)、キャスティング(振り込み)などを練習した後、実釣へ向かうことでしょう。しかし、いきなり自然渓流へと足を運ぶのはハードルが高いかもしれません。“管理釣り場”へ行ってみるのもいいでしょう。さらに選択肢の一つとして、各地の漁業協同組合が設定している“キャッチ&リリース”区間もおすすめです。渓相は様々ですが、アクセスが良く、魚影が濃い釣り場も多くあります。
■“キャッチ&リリース”とは
内水面での釣り、とくに渓流を対象とした釣りの世界では、“キャッチ&リリース(C&R)”という言葉をよく耳にします。“管理釣り場”でも多いですね。C&Rとは、釣った魚を川に戻すことです。場所によっては、キャッチ&リリース推奨として協力を仰ぐフィールドや一日の持ち帰り匹数制限(5匹までなど)を設けている場所もあります。
ただ魚を持ち帰らないで川に戻せばいいというものではありません。なるべく魚にダメージを与えないようにし、元気な状態で流れに戻れるような扱いが必要です。くれぐれも「食べないから川に戻そう」ではないことを理解しておきましょう。
今回お邪魔したのは「上野村漁業協同組合・神流川C&R区間」です。そのルールは漁協のHPに詳しく書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
『キャッチ&リリースとは』https://www.ueno-fc.com/catch_and_release