■3つのゴンドラを乗り継いで向かう志賀高原・東館山広がる「志賀高原ガーデンテラス」

ゴンドラを3つ乗り継ぐ「志賀高原ゴールデンライン」でどんどん高度を上げながらテラスを目指す

 長野県北東部に位置する志賀高原では、グリーンシーズンになると東館山ゴンドラ山頂に「志賀高原ガーデンテラス」がオープン。このテラスに向かうルートは、「志賀高原山の駅」からゴンドラを3本乗り継いでいく「志賀高原ゴールデンライン」と呼ばれるものだ。ゴンドラごとに違った景色を眺めることができ、30分かけて目的地に向かう空中散歩も楽しみのひとつとなる。

 終点となる東館山山頂は、標高が2,000mもある山岳エリア。その山中に広がる「志賀高原ガーデンテラス」は2023年にリニューアルし、2つのテラスデッキから違った景観を楽しめる新スポットとして生まれ変わった。

 ゴンドラ山頂駅舎の2階に用意されたテラスは、志賀高原や北信五岳、北アルプスの山々を一望できる大パノラマが魅力。もう一方の1階に設置されたテラスは、東館山高山植物園に面し、手つかずの自然をそのままの姿で感じることができる。植物園には多種多様な高山植物が群生し、季節ごとにさまざまな花が咲き誇っている。簡単なトレッキングコースも整備されているので、自然観賞しながら散策がおすすめだ。

天空に広がる「志賀高原ガーデンテラス」
ゴンドラ山頂駅舎2階のテラスは斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山の北信五岳と北アルプスの遠望がすばらしい
1階のテラスは高原植物を間近で観賞できるので、より自然が近く感じられる
日本最大クラスの「東館山高山植物園」

 

■本格チーズフォンデュや信州ワインを味わえる

ヨーロッパアルプスのリゾートを彷彿させる「ザ・ルーフトップ ダイニング」の店内

 ゴンドラ山頂駅舎2階には、本格チーズフォンデュと信州ワインを味わえる「ザ・ルーフトップ ダイニング」を併設。チーズフォンデュは具材とソースの組み合わせが選べるのがうれしい。また、店内からそのままテラスに出られるので、ドリンク片手にテラスでくつろげる。

 1階には「スタンドカフェ アルピナ」では、香り高い地元長野のスペシャルティコーヒーやソフトドリンク、手軽に食べられるホットドッグなどを用意。テイクアウトできるので、テラスやデッキで景色を見ながら味わってもいい。

「ザ・ルーフトップ ダイニング」と「スタンドカフェ アルピナ」

 

●【MAP】東館山ゴンドラリフト