■2. ネッククーラー

実際に使ってみると、見た目以上に涼しくなる(撮影:田芝也友)

 ネッククーラーには電動タイプや保冷剤タイプなどがあるが、今回はPCMタイプを紹介する。PCMとは「潜熱蓄熱材」とも呼ばれる素材のことだ。暑いときには熱を吸収して、固体から液体へと変化し、寒いときは熱を放出し液体から固体へと自然凍結するといった性質を持っている。

 PCMを使用したネッククーラーのメリットは以下の通りだ。

・軽量で安価
・結露せず使い勝手がいい
・28℃以下になると、自然凍結する

 唯一のデメリットは、持続時間が1〜2時間程度なので、長時間のハイキングや登山には不向きである。キャンプで使用する場合、液体になったら15〜20分程度クーラーボックスに入れておけば再利用することが可能だ。

 普段の通勤や通学にも利用できる。オフィスワークならクーラーの効いた室内に置いておくだけで、帰る前には自然凍結しているため帰路で使うことができる。

 ネッククーラーはホームセンターで「クールネックリング」「アイスリング」といった商品名で販売されており、ともに1000円前後で購入可能。ネット通販ではアニメキャラクターがプリントされたもの(2000〜3000円程度)が入手でき、子どもの熱中症予防アイテムとしての需要も増えつつある。

■3. 冷感タオル

巻きつけて、冷却スプレーなどをすると部分的に冷やすことも可能(撮影:田芝也友)

 ひんやりグッズの代名詞といえば冷感タオル。水に濡らして絞ればひんやりタオルのできあがり。首に巻いたり冷やしたい場所に当てて使えば、熱中症対策にもなる。キャンプではもちろん、近場に遊びに行くときなどにも使えるので利便性は高い。

 気になるのは以下の2点だ。

・しっかり絞らないと水が垂れてしまう
・衣類に接触すると濡れてしまう

 これらを不快に感じる人は、濡らさないでも使える接触冷感タオルがおすすめ。冷たさは冷感タオルに劣るが、濡れる不快感はなくなる。

 冷感タオルは「冷やしタオル」(500〜600円)ほか、大手ドラッグストアで販売されている。また、100円ショップでも販売されているので気軽に試して欲しい。