●マナーその6:就寝時は目隠しとロックを
キャンプでも同じだが、夜間と明け方は消灯すること。はっきりと定義はないが22時~6時は暗くしよう。夜間に明かりをつけたいときは、明かり漏れ防止のためにカーシェードなどをつけてほかの利用者に配慮しよう。意外と外から見ると車内の明かりはまぶしく感じる。
カーシェードを取り付けるのは、車上荒らしや強盗などに車内の様子を見せないようにするといったメリットもある。
車中泊中に起こるトラブルに強盗や盗難などがあげられる。気を付けたいのが夜中のトイレ。トイレに行くのは数分だからと、ロックをせず戻ってきたら盗難に遭っていた。というケースも少なくない。どんなに短時間でも必ずロックをかけるようにしよう。
トイレに行く際にはランタンや懐中電灯をもっていくと心強い。車内での明かりにもできるので1つか2つは持っておこう。
車中泊のお役立ちアイテムについてはこちらでも詳しく解説しているので参考にしてもらいたい。
・失敗しない「車中泊」デビューのために! 車中泊歴3年ライターが実践する「暑さ・冷え・プライバシー」対策「必須アイテム5選」活用レポ
https://bravo-m.futabanet.jp/articles/-/123822
●マナーその7:調理は許可された場所だけ
マナーその5でも触れたが、駐車場はキャンプ場ではない。本来車を停めるための駐車場で、調理をするのはもちろんNG! 駐車場内で火器による事故が起きたら大変だ。絶対にやめよう。トイレで食器を洗うなどの行為ももちろんダメ。
■一人ひとりの心がけが大事
RVパークやオートキャンプ場など、車中泊を許可されたスポットでもアイドリングをしない、ゴミは持ち帰るなどマナーを守って行動を。道の駅やスーパーの駐車場、SA・PAあるいは無料駐車場などでは休憩目的の利用とし、ほかの利用者の迷惑にならないよう心がけよう。車中泊スペースが用意された道の駅もあるので、探してみるのもおもしろい。
もちろん有料駐車場や待避所など、そもそも駐車をしてはいけない場所では絶対にNG! 車中泊のマナーは一人ひとりの心がけが大事。まわりの利用者に配慮することで、快適な車中泊ができるはずだ。