●マナーその3:ゴミは基本持ち帰り

クーラーボックスを利用するとゴミ臭を防げる

 車中泊ではゴミは持ち帰るのを前提に行動しよう。

 夏場などでゴミの臭いが気になるときはオムツの処理用の防臭袋、またはジッパー袋に入れて空のクーラーボックスに入れれば、かなりにおい漏れが軽減される。100円ショップで売っている小さなクーラーボックスをゴミ入れ専用にするのもおすすめだ。

 SAなどで「なぜこんなところに?」という場所にゴミ袋が落ちていることがある。リアワイパーに引っ掛けていたゴミ袋が落ちたものと予想されるが、このような行為は迷惑。

 キャンプ場やRVパークは場所によってはゴミの処理を有料でお願いできる所もある。昨今の新型感染症の影響でゴミの処理が不可になった場所も増えてきている。自分たちの出したゴミは持ち帰るようにしよう。

●マナーその4:無許可の電源使用はNG!

電源が使用できる車中泊スポットもある

 SAや道の駅などで電源を無断で使用するのはもちろんダメ。管理者の許可なく電気を使用すれば「電気窃盗」の罪に問われる。家電製品を使用したいなら、ポータブル電源を使用するのがおすすめだ。

 オートキャンプ場やRVパークでは電源を使用できる設備もあるので、予約時に使用できるか確認しよう。

●マナーその5:タープ・テーブルは許可されていればOK

車内で使用できる小さいテーブルもある

 駐車場が空いているからといって、テーブルやタープを広げて使用するのはNG!  他の人も利用するスペースなのだから、キャンプ場のように利用してはいけない。ソロ用の小さなキャンプテーブルは車内でも使用できるのでおすすめだ。

 タープ・テーブルをオートキャンプ場のサイト内で広げるのはもちろんOK。また、RVパークなどでも区画内であれば、タープ・テーブルを広げてもいい施設がある。ほかの利用者の迷惑にならないように注意しよう。