■節約術その5:大きな出費になるテントはレンタル

 ファミリーテントは、安いものでも3万円ほどする。この出費が大きく、キャンプをはじめられない人も多い。 すべて用意しようとせずに普通のお泊まり感覚で、レンタルするのもおすすめ。テントは1泊3000円程度で借りられるので、初期費用を10分の1に抑えられる。

 また、いろいろなテントをレンタルして理想の一つを探すのもおもしろい。子どもが大きくなって家族には合わなくなっても、テントを購入していなければ大きな負担もないため後悔も少ないだろう。

■節約術その6:高速を使わなくても行けるキャンプ場を選ぶ

家から近いキャンプ場なら、交通費を抑えられる

 落とし穴になるのが高速料金。キャンプの費用は安く抑えられても、遠方のキャンプ場へ行くと高速料金が結構かかってしまう場合がある。下道でも山道になるとガソリンを消費しやすいため、思っていたよりも交通費がかかってしまったという場合も。はじめてのキャンプ場や頻繁に行くキャンプ場は遠方ではなく近場で、なおかつ高速無しで行ける場所を探してみよう。

■節約術その7:キャンプ場のサービスにも注目

「薪は自由に使ってください」と言われることも

 キャンプ場のなかには無料のサービスを行なっているところも多い。たとえば、薪を無料で使い放題やお風呂の費用が込み、無料送迎を行っているなどさまざま。テーブルゲームやプロジェクターを貸し出しているところもあるので、確認しておくとお得に利用できる。

■キャンプの敷居は高くない

コスパよくキャンプを楽しもう!

 ファミリーキャンプを始めるのにはどうしても費用がかかってしまう。しかし、今あるものを使用したり、必要なものは借りたりすることでファミリーでも意外と費用は抑えられる。今回紹介したコツを参考に、ファミリーキャンプを楽しんでみてほしい。