■節約術その3:ポータブル電源より電源サイト
ポータブル電源は暑い時期には扇風機、寒い時期には暖房器具などで大活躍するが、ファミリーで使用する大型のものは費用が高め。5〜10万円以上するものも多く、テントと同じぐらいかかってしまったというケースも。
ポータブル電源はかなり大きな出費となる。そこまでキャンプへ頻繁に出かけないなら、コンセントが設置されているAC電源サイトを利用するほうがお得。電源サイトは普通のサイトに比べて、プラス1000円程度で利用できることが多い。10万円のポータブル電源を購入するよりもはるかに安く、メンテナンスや持ち運びも必要ないため、電源サイトを利用する方がおすすめだ。
キャンプ場によってはすべてが電源サイトになっており、追加料金なしで利用できるところもあるが、費用が割高になっているケースもあるので、他のキャンプ場と比べて選んでみてほしい。
■節約術その4:サイト料のみのキャンプ場を選択
キャンプ場の利用料金の形態は、「サイト料のみ」と「サイト料+入場料」の2種類がほとんど 。入場料は1人につき発生するため、人数の多いファミリーは入場料があるとかなり高くなる。
たとえば家族4人(大人2人・子ども2人)のキャンプでは、利用料4000円・入場料大人1000円・子ども500円の場合、利用料だけなら4000円だが、入場料がいると7000円になる。家族の人数が多いほど料金が高くなるので注意しておこう。
入場料だけでなく駐車場代や炊事場の利用料、お風呂代などほかの費用がかかるキャンプ場もある。サイト料だけを見て判断せずに、ほかの費用が発生しないかをきちんと確認しておくのがポイントだ。
また、場所が決められている区画サイトよりも、自由にテントを張れるフリーサイトのほうが費用を抑えられる傾向にある。慣れてきたらフリーサイトを使うのもあり。