■いよいよ「清水の舞台」を思い起こさせる本堂へ

清水の舞台を思い起こさせる狸谷山不動院の本堂(撮影:加藤和花)

 宮本武蔵修行の滝を過ぎ、さらに階段を上ると、本堂まであと少し。階段を上り切ったところからは、木造の重厚な舞台と本堂が確認できた。仏教の寺院であることを示す五色幕(ごしきまく)も掛かっており、厳かな雰囲気だ。

狸谷山不動院の舞台の西側から見える京都の市街地(撮影:加藤和花)

 拝観料500円を払うと、舞台と本堂まで入ることができる。舞台の南からは境内、西からは京都の街並みを眺め、「ここまで登ってきたのか」と思いながら一息ついて、帰路に就くことにした。

■狸谷山不動院は立派な舞台があるお寺だった!

狸谷山不動院の参道の階段(撮影:加藤和花) 

 狸谷山不動院は、山林に囲まれた参道・階段を抜けたところに、突如として立派な舞台が現れる、厳かな寺院だった。山を切り開いたような場所に境内が広がっており、木々のざわめきのみが聞こえる静かな境内は、かの宮本武蔵が修行したというのも納得の厳かな雰囲気である。

 バス停から狸谷山不動院までの登り坂は急なところもあるため、足腰が不安な方は参道の麓までタクシーを使うのもおすすめだ。

 清水寺と比べると、人出がかなり少ないが、自然に囲まれた場所でゆっくりと京都の雰囲気を堪能したいときは、ぜひ狸谷山不動院を訪れてみてほしい。

●狸谷山不動院

・住所 京都市左京区一乗寺松原町6
・電話 075-722-0025

・ホームページURL http://www.tanukidani.com/
※営業日時はホームページよりご確認ください

※この記事の情報は2023年6月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新情報はリンク先のHPでご確認ください。