■ブルーギルを釣る!

ブルーギル釣りOKの、とある湖(撮影:野口宣存)
ブルーギル釣りの仕掛けはシンプル(撮影:野口宣存)

 筆者がやってきたのは、ブルーギルの釣りを禁止しているため池が多い中、禁止されていない、とある湖。5月のポカポカ陽気の中、シンプルなハリとウキのみという仕掛けで、特定外来生物ブルーギルを狙う。

 今回のエサは現地調達のミミズだ。ダンゴムシやバッタなど、その辺にいる昆虫もエサになる。

エサのミミズは現地調達(撮影:野口宣存)
仕掛けを落とした瞬間に、ブルーギルがミミズに食いつく(撮影:野口宣存)

 ハリにミミズをつけ水に落とすと、すぐに反応があってウキが勢いよく沈む。なんの技術もいらない。ミミズ探しの時間も含めて、1時間に9匹のブルーギルを釣りあげた。

仕掛けを落とすだけで、どんどん釣れるブルーギル(撮影:野口宣存)

 あっという間に食べる分だけの釣果が得られたので終了。15cm前後の小さめのサイズばかりだったが、釣りが下手な筆者でもこれだけ釣れるのは、ブルーギルをおいて他にはいない。

 なお、ブルーギルは特定外来生物であるため、生きたまま持ち運ぶのは違法。もちろん許可なく飼育することも違法だ。

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)URL:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=416AC0000000078