■ブルーギルを食べる!

背ビレのトゲに注意(撮影:野口宣存)
ウロコを取ったブルーギル(撮影:野口宣存)

 ブルーギルは背ビレにトゲがあり、刺さると危険。トゲに注意しながらブルーギルをさばいていこう。ウロコを取り、キッチンばさみで頭と内臓を落とす。体表はヌメリが強く、洗っても拭いても、なかなかヌメリは取れない。そこで、塩水に10分ほどつけておくとヌメリは取れやすくなる。

ブルーギルのヌメリを取るために、しばらく塩水に漬ける(撮影:野口宣存)

 今回の調理法はバター醤油焼き。最後にレモンを塩で漬け込んだ調味料「塩レモン」で味にアクセントを加えてみた。

最近何にでも「塩レモン」を入れるのが筆者のマイブーム(撮影:野口宣存)
激ウマ! ブルーギルの塩レモン風味のバター醤油焼き(撮影:野口宣存)

 ではさっそく食べてみよう。ブルーギルの身はホロホロで、タイとタラの中間のような食感である。淡水魚によくある臭みもまったくない。もちろん筆者の料理の腕がよいのもあるが、ブルーギルと告げずに出せば、誰もが絶賛すること間違いないうまさだ。

 冬以外は、釣り初心者でも子どもでも簡単に釣れるブルーギル。淡水の池や川には、たいていどこにでもいるので、自宅付近に釣りOKな釣り場がないか、調べてみよう。