天気のよい日に公園でピクニックをすることは楽しい。バーベキューなどの調理はしなくてもテントを設営して“ミニデイキャンプ”を楽しむ人もいる。しかし、テントやレジャーシートの使用には公園ごとのルールがある。テントどころかレジャーシートすら使えない公園があるのだ。

 そこで、公園でのテントとレジャーシートの使用についてケースごとに分けて解説する。

■テントやレジャーシートを使えば公園での楽しさがアップ

小金井公園でミニデイキャンプやピクニックを楽しむ様子

 キャンプブームの影響で公園でテントを設営する人が増えてきた。遠出をしなくても調理をしなくても、公園でならミニデイキャンプを楽しめるのだ。

 公園でレジャーシートを敷けば本格的なピクニックができる。公園で食べるお弁当やお菓子は、普段と比べものにならないぐらいおいしい。テントやレジャーシートは、子どもたちが広場や遊具で遊んだあとの休憩場所にもなる。 

 ただ、すべての公園でテントやレジャーシートが使えるわけではない。次からはテントやレジャーシートを使用できる3つのケースを解説する。

■ケース1: ポップアップテントやワンタッチテントなら設営できる

小金井公園でポップアップテントやワンタッチテントが設営されている様子

 本格的なテントは禁止していても、ポップアップテントやワンタッチテントの設営を許可している公園がある。ポップアップテントはほぼ自動的に立ち上がり設営できるタイプ、ワンタッチテントは傘が開くように骨組みを持ち上げて設営するタイプだ。

 ただ、そのような公園でも、地面にペグを打ったり木にロープを縛ったりして、テントを固定することは禁止しているところが多い。そのため、テントが風で飛ばないようにしたい場合は、中に重い荷物を置くなどの工夫をしよう。