■「登山道で強引にすれ違う」はNG!
登山道でのすれ違いは、転倒や滑落の危険が高まるポイントだ。登山道は一人分しか通れない狭い道や、片側が斜面で落ちたら危ない場所が多々ある。そのため、すれ違う際には焦らずに、お互いに配慮し合うことが大切である。
すれ違い時の基本は、上り優先である。下りの人は立ち止まって、山側に寄って待つようにしよう。谷側で待つのはNGだ。もし登りの人がつまずいてぶつかったら、その拍子に落ちてしまう危険があるためだ。
また、すれ違い時の「挨拶」も登山のマナーである。挨拶でお互いを認識することで、トラブルが起きた際のリスクヘッジにもつながる。積極的に挨拶をしよう。
■「休憩場所や撮影スポットを占拠する」はNG!
登山道には休憩ポイントとして東屋やベンチが設置されている場所がある。ただ、人気の山や休日には混み合うことも多い。そのため、お互いに譲り合いながら活用すると、心地よく休憩がとれるだろう。
また、山頂や展望台はみんなが撮影する場所なので混み合うことが多い。撮影したら、すみやかに場所を空けるようにしよう。