■コロナ禍に負けず、これが私の生きる道!
ですが、マンションの解約手続きや荷物整理を進めていた途中でコロナ禍になってしまい、世の中がステイホーム一色となってしまいました。 当時、釣りメーカーのスポンサーさんからも「緊急事態宣言が解除されるまで釣りに行ってはいけない」との連絡があったため、一旦マンションの解約手続きを止めて継続して住むことにしました。
●待望の釣行再開も募る思いは消えず
それから3ヵ月ほどして、釣りに行ってもいいという許可が出たので、3密に気をつけながら釣りを再開。 また毎日釣りをしている生活に戻ったのですが、そうするとやはり「家は必要ないな」と思うようになりました。 毎月消えていく家賃の9万円が無駄に思えて、釣り道具や釣り旅に使いたいなと思い、改めてマンションの解約手続きを開始しました。 世間は “ステイホーム” 一色でしたが、私は “捨てホーム” しました(笑)。
●ホームレスアングラー苦難の道
家を手放したので生活に必要なものだけを厳選し、重い時で60kg以上あるキャリーバッグ、テント、寝袋、ボストンバッグ、リュック、ロッドケースの6点セットを常に持ち歩き、キャリーバッグには釣り道具と調理セット、ボストンバッグには衣類、リュックにはYoutubeの撮影をするカメラ類や動画を編集する機材を入れて背負ったり、コロコロ引っ張ったりして歩き、レンタカー屋さんまで行っていました。
車を借りたら釣り場まで移動して釣りをして、悪天候の時以外は基本テントを張って寝ていました。お風呂は銭湯に行ったり、夜中だと24時間営業しているネットカフェでシャワーを借りたりしています。
そんな生活を1年ほど続けていたのですが、やはり欠点も出てきました。それは、とにかく荷物が重すぎること! 軽い時でも40kg以上ある荷物を背負ったり、コロコロ引きずるので、レンタカー屋さんに行くまでがかなりの一苦労。 道がでこぼこだとなかなかスムーズにコロコロできなかったり、エレベーターやエスカレーターがない駅だと階段を2~3往復して、分けて運んだりと重労働だったのです。
●念願のマイホーム(相棒)ゲット!
でもそんな、家を手放して1年が経ったとき、実家の車が1台不調になり、買い替えることになりました。 私のYoutubeにも何回か出てくれているパピー(※編集注 耶奈さんはお父様のことを「パピー」お母様のことを「マミー」と呼びますw)は、かなりのDIY好きで、『次車を買うなら軽バンを買ってコンパネなどの大きくて長い木材もいっぱい積みたい』と言っていたので、『もし、もしも、軽バンを買うなら、数年貸してほしい!』とお願いをしました。 パピーもマミーも、私のこんな生活を応援してくれていたので、実家で購入したホンダのN-VANをすんなり貸してもらえることになりました。
それからは相棒(N-VAN)ができたので、毎回レンタカー屋さんに大量の荷物を持っていかなくて済むことになります。 さらには、常に車に釣り道具を積んでおけるし、なんならもっと多く持ち運べて釣りもしやすくなります。 また着替えも今まで以上に持ち運べるし、車載冷蔵庫も載せて調味料や食材まで持ち運べて最高の状態になりました! そして、それをさらに車中泊がしやすいようにDIYして、床(フローリング風)、ベッド、収納棚、テーブル、天井を作りました。 現在では “移動式ハウス” として超快適に生活できています。
今では釣り場で寝泊まりをするので、夜寝るギリギリまで釣りをして、また朝起きてすぐ釣りができるので、もう幸せしかありません! 毎日大自然の中で釣りをしているので、基本的には密集も密接もありません。 釣った魚を食べて、かなり健康的な毎日を過ごしています。
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