暖かくキャンプのしやすい季節が到来。新生活もはじまり、ソロキャンプデビューする人も少なくないだろう。

 初キャンプで失敗はつきものだが、はじめからつっかえポイントを知っていると、難なくキャンプを楽しむことができる。

 本記事では、昨年ソロキャンプデビューをした筆者が、実際につっかえたポイントと失敗しないためのアドバイスを含めて5つ紹介する。

■1. 昼と夜の気温高低差に注意する

コットがあると地面からの冷気を直接受けなくなるのでおすすめ(撮影:田芝也友)

 特に山でキャンプをする場合、夜になると10度近く気温が下がることがあるので注意しよう。日中は日光があたってポカポカ陽気だが、夜になると風も冷たくなる。

 対策は防寒着、厚手のシュラフを準備しておくことだ。場合によっては、湯たんぽやカイロがあってもいいだろう。

■2. 設備の整ったキャンプ場を選ぶ

はじめのうちは設備の整ったキャンプ場を選ぼう(撮影:田芝也友)

 ソロキャンプは不便を楽しむといっても過言ではないが、初心者の場合は無理をしないほうがいい。トイレや炊事場、シャワーやお風呂などの施設が充実しているキャンプ場を選ぶのがベストだ。

 自動販売機が置いてあるキャンプ場だとより安心して利用できる。また、忘れ物をしたときの対策として、レンタル品が多いキャンプ場を選ぶといいだろう。

■3. 虫や日焼けの対策をする

虫対策品をひとまとめにしておくと便利(撮影:田芝也友) 

 暖かい季節になるにつれて対策が必要になるのが、虫と日焼けだ。木陰などがあるキャンプ場を選ぶと日焼け対策にはなるが、虫が多い傾向にあるため注意が必要だ。

 春のキャンプになると、虫除けスプレーや日焼け止めは必須。万が一、ハチなどに刺されたときのためにポイズンリムーバーなど応急処置ができるものを準備しておくと、なおいいだろう。