■六甲山牧場に到着
六甲山牧場は、瀬戸内海国立公園内に広がる市営牧場だ。広さは甲子園球場の32.6個分。場内では、乗馬体験、牛舎の見学など、牧場の動物たちと近い距離で触れ合える。
広がる牧草地と赤い屋根で統一された畜舎は、アルプスの牧場を連想させる。
■モコモコの羊たちに囲まれてホカホカ気分!
牧場の奥に進むと「めん羊舎」がある。行ってみると、約170頭の羊の群れに遭遇した。奈良公園の鹿のようにグイグイ近づいてくるかと思いきや、おとなしいもので、動かずのんびり日向ぼっこをする羊がほとんどだった。
近くにいき、モコモコの毛をわしゃわしゃ触ってみた。意外とごわごわして固く、弾力があり、ポンと弾かれるような感覚だ。触っても羊は嫌がることもなく、ボーっとしているだけ。これなら子どもも安心して触れるだろう。
冬の日差しの中、たくさんのモコモコ羊に囲まれていると、空気は冷たいがぬくぬくした気分になる。普通の動物園では、これほど近くで動物を観察でき、直に触る体験はできないだろう。
六甲山牧場までは、公共交通機関のみを利用して訪れることができるため、車がない方でも安心。ケーブルカーからの景色、山頂からの眺め、静かな湖の散歩、動物たちとのふれあい体験と、1日中楽しめる六甲山。これからの季節、アウトドアが楽しめる場所として、ぜひ訪れてみてほしい。
●市営六甲山牧場
・住所:兵庫県神戸市灘区六甲山町中一里山1-1
・電話:078-891-0280
・URL:https://rokkosan.jp/
※この記事の情報は2023年2月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。