■スキーに使いやすい車の条件3「快適なドライブをもたらすディテール」
たっぷりと新雪を味わったあとは、快適な運転をもたらすディテールについても検証してもらいましょう。
良い雪を当てるためには長距離ドライブがつきもののスキーヤーにとって、長時間のドライブでも快適に過ごせるかは重要事項。疲れや運転のストレスは事故に繋がりやすく、特に気が急いている早朝や、日が落ちて気温がグッと下がり、頭も体も疲れている帰り道こそ安全な運転をサポートしてくれる機能が大切です。さて、2人が気に入ったデリカD:5のポイントとは?
大野:「まず、雪山で冷え切った体にこのシートヒーターが最高! ハンドルにもヒーターが内蔵されていてすごくあったかい。細かい部分だと、シートが前後だけじゃなくて高さ調整もできるので、運転時のアイポイントが高めに設定できるのもすごくいい。特に雪道の運転では、少し高いところから広い視界が得られると小柄な女性でも安心して運転できると思います」
平瀬:「一般的なミニバンタイプの車より、シートの座り心地もすごくいい。長距離の運転をすると、この違いは体の疲れの違いに出そうですね」
また、ミニバンタイプよりボディ剛性が高いSUVの要素を併せ持っていることも、「ミニバンSUV」を謳うデリカD:5ならではの特長。荒れた路面や高速のコーナリングでも車体が捻れづらいため、ロングドライブでの操縦安定性と疲労軽減につながります。
長距離ドライブで便利な機能といえば、アクセルを踏まなくても前の車を追従してくれる「レーダークルーズコントロールシステム(ACC)」も搭載しています。車間距離を保ちながら、先行車の加速、減速、停止に対応するサポートシステムで、特に高速道路での長距離移動時に効果を発揮してくれる機能です。
平瀬:「ディーゼルだし、この機能を使ったら燃費をさらに抑えられそう」
大野:「ディーゼルのミニバンだと後部座席の人の会話が聞こえないくらいエンジン音が大きいものが多いけど、デリカは普通に会話ができるくらい室内が静かなのが印象的でした。後部座席の座り心地もいいし、同乗者にも優しい」
平瀬:「ディーゼルはガソリン車よりも出力が安定しやすいから、雪道や山道のワインディングを安全に走るのにも向いているように感じました。スポーティに走りたかったら、エコモードを切って、手元のパドルシフトでギアを変えながら楽しむこともできる。この手元のパドルシフトのおかげでエンジンブレーキも使いやすいので、そこも雪山や山道向きですね」
また、スキー場などでは寒さが原因で電子機器のバッテリーが消耗しやすいことをご存知でしょうか。デリカD:5は、ACアダプタを標準装備しているので、車に戻ったらすぐに携帯やデジカメを充電することができます。車中泊時にも便利な装備です。
大野:「雪で駐車場の線や後ろの壁が見えづらい時に、車を上から見た状態の映像が見られるバックサイドビューモニターもすごく便利でした。いくつかのカメラの映像を合成して作っているそうですけど、これは本当に見やすいですね」
■つまり、「スキーに使いやすい車」って、こういう一台!
さて、1日デリカD:5を乗ってみた2人に、感想を聞いてみましょう。
平瀬:「今回はかなりの雪に降られましたが、やっぱり『普段と変わらない感覚で運転できる』ってことは、デリカならではの強みだと感じました。乗り心地が優しいから、雪道の運転も余計な心配をせずにスキーに集中できる。『これなら何かあっても大丈夫だよね』っていう安心感がある」
大野:「車に何かあると、スキーが楽しくなくなっちゃうからね。雪国で暮らす私たちはもちろんだけど、都心からくる雪道を運転し慣れていないスキーヤーこそ、こうしたドライバーに優しい機能を搭載した車に乗った方がいいと思います。あと、ラフに扱っても大丈夫なくらいタフだし、多少汚れても様になっちゃうのもいい」
平瀬:「たしかに、ラグジュアリー過ぎる車は雪国には似合わないから、デリカの持つラフなアウトドア感はいいよね。僕らは雪や泥がついたまま車に乗ることも少なくないから、車の中も外も、そのような使い方まで考慮してデザインされているのかもしれないな」
大野:「白馬エリアで、デリカに乗っているプロスキーヤーや山のガイドが多いというのは、そのあたりも理由の1つなのかも」
平瀬:「うちは家族で使うのに便利なサイズが欲しいんだけど、コテコテのファミリーカーっぽいミニバンを選ぶのは抵抗があって。その点、デリカはSUVとミニバンの中間的な存在で、走りもルックスもファミリー過ぎない感じが良かったな。うーん、車を買い替える選択肢に悩みが増えました……」。
◆【三菱自動車 デリカD:5】スペック
●全長:4,800mm
●全幅:1,795mm
●全高:1,875mm
●最低地上高:185mm
●車両重量:1,930~1,980kg
●エンジン:4N14(コモンレール式DI−D インタークーラー付ターボチャージャー)
●排気量:2.267L
●変速機形式:8速スポーツモードA/T
●使用燃料:軽油
●燃料消費率:JC08モード13.6km/L、WLTCモード12.6 km/L
●定員:7~8名
●車両本体価格:4,001,800円(税込)〜
sponsored by 三菱自動車工業株式会社
【撮影協力】白馬八方尾根スキー場、白馬コルチナスキー場
*今回、撮影で使用した車両はスタッドレスタイヤを装着しています
*ACCは、対象物、交通(急な割り込みなど)、天候(雨・雪など)、道路状況(連続するカーブなど)などの条件によっては正常に作動しない場合があります
[PR]