■下山でチャレンジ!

歴史広場へ続く階段だらけのコース(撮影:中村真吾)

 福山山頂に到着。相変わらず人で賑わっている。それを横目にそのまま下山する。下りは歴史広場前から山頂まで続く1234段の階段を含む約700mの直登コース。

 このコースを選んだ理由はトレイルランニングでも利用されていると聞いていたので、いかほどのものなのか筆者自身もチャレンジしたかったから。勢いよく階段を下り始めた当初は良いペースで下っていたが、ずっと先まで続いている階段は想像以上にハード。入り口に到着した時には汗だくで膝が笑っていた。いつか登りで再挑戦してみたい。

■様々なバリエーションが楽しめる里山

福山山頂からの景色(撮影:中村真吾)
福山山頂では条件が揃えば大山(だいせん)が見られるらしい(撮影:中村真吾)

 今回、登ったコースは歴史広場から登山口に入り、ゆっくり廻り道コースから浅原コースを通り、福山山頂までの1.3kmのコースを約40分かけて登頂した。その後、「幸福の小径」の一部である、西郡コース(800m)を往復。幸山山頂で折り返し、福山山頂に戻った。

 最後は歴史広場に続く直登コース(500m)を駆け下りた。所要時間は休憩も含め、3時間程度。組み合わせ次第で色々なパターンを選べるバリエーションの多いコース。福山は無理することなく自分のペースで登ることが出来る里山なので、登山初心者だけでなく、登山に少しでも興味のある方は一度登ってみてはいかがだろうか。