■タープを選ぶ際のポイントとは?
ここでは組み立てやすさに関わる、タープを選ぶ際に大切な2つのポイントを説明する。どれも細かいが見逃せないポイントなので、ぜひ参考にしてもらいたい。
●メインポール用のロープの数を確認しよう
タープの柱となるメインポール用のロープの本数は、地味だが大切なポイントだ。
![](https://bravo-m.ismcdn.jp/mwimgs/4/8/660wm/img_4863f2d17839cd772a5efce59b474774247349.jpg)
タープを張る際は、タープのグロメット(ハトメ部分)にメインポールの上部(先端部)を差し込み、さらにその上にロープの輪を取りつけることで固定する。実際に取りつける際、メインポール用のロープは2本より1本の方が取りつけに手間がかからない。
![](https://bravo-m.ismcdn.jp/mwimgs/c/b/660wm/img_cb0f1cdfc39f031cee41419f32ea6a68262655.jpg)
一方で、メインポール用のロープが2本あるものはポールに2回取りつける必要があることから、やや手間に感じやすい。そのため、2本になっているタイプを扱う場合は、筆者はあらかじめロープを結んで1本にしてから作業することにしている。
■自在ロープの調節部分は固定力に関わる
自在ロープの長さとテンション調節部分はロープを固定するのに重要なパーツであり、主に2種類ある。ここも細かい部分だが確認しておきたいポイントだ。
![](https://bravo-m.ismcdn.jp/mwimgs/2/1/660wm/img_21cf5c90316068ec5732b8d2edef888d178699.jpg)
自在ロープの長さとテンション調節部分は、金属製の三つ穴タイプがおすすめ。強い風に煽られても固定力が弱まりにくいのが特徴である。これは、ロープを3点で固定しているためだ。
![](https://bravo-m.ismcdn.jp/mwimgs/1/1/660wm/img_11edfb99bb6e6344ef3d15a2bd616029168451.jpg)
金属製の三つ穴タイプと比べ、やや固定力が弱い傾向がみられるのが金属製の二つ穴タイプだ。このタイプは市販されているタープの多くに採用されている標準的なパーツだ。
なお、自在ロープの調節部分はさまざまなものが単独で販売されており、簡単に交換できる。固定力を高めたい人は、金属製の三つ穴タイプに交換するのも手だろう。