■クライミングパンツのメリット3 生地がストレッチ性に優れている

ストレッチ性に優れた生地で快適に動ける

 ストレッチ性に着目しても、クライミングパンツはサイクリング向きと言える。先述のように、サイクリングにおいて走行中は下半身を大きく動かす。当然パンツもあらゆる方向へ大きく動くことになり、サイクリング用のパンツ生地にはストレッチ性が求められる。

 ダイナミックな動きを想定しているクライミングパンツはストレッチ性にも優れており、走行中の動きを邪魔することなくスムーズに自転車を漕ぐことが可能だ。

■クライミングパンツのデメリット お尻の擦れを想定していない

 1ヵ月ほど履いてみて問題点らしい問題点は見つからなかったのだが、強いてデメリットを挙げるならクライミングパンツはお尻周辺の生地が擦れることを想定していないという点だ。

 スポーツ自転車に乗り慣れている人であっても、お尻周辺というのはどうしても擦れるもの。サイクリング専用のパンツはクッション材のパッドと合わせ、お尻周辺の生地が強く設計されているものが多い。クライミングパンツはお尻の擦れに関しては一般的な設計で、サイクリング専用のパンツとは異なりお尻部分が強く設計されているとは感じなかった。

■サイクリングの際の選択肢にカジュアルなクライミングパンツを

 クライミングパンツでのサイクリングのメリット・デメリットをそれぞれ挙げたが、結論として筆者はクライミングパンツでのサイクリングをおすすめする。

 カジュアルなスタイルで自転車に乗りたいのであれば、挙げた3つのメリットは大きいものであり、その一方でデメリットはあくまで「サイクリング専用パンツ」と比較した際のものでしかない。カジュアルスタイルのパンツの中であれば一般的であり、特に問題があるわけでは無いのだ。

 サイクリングの際のカジュアルなパンツとして、クライミングパンツを選択肢に入れてみてはいかがだろうか。